寝具調整事例No.37『ウール敷パットにペットのおしっこ』
2019年11月28日 / えびすやにあるもの, 寝具調整事例, 敷ふとん
ちょくちょくあるお問い合わせやご相談。
『ねこがふとんにおしっこを…。』
今回のご相談は以前に当店で敷寝具調整をして頂いた
お客様から『ねこがおしっこをしちゃって…。』
クリーニングのご相談です。マーキングは結構臭いが
きついんです。業者さんに聞いてみると臭いが
取り切れないケースもあると…。
えびすやオリジナルの
積層型ウール敷ふとん。シート状のウール綿を
積層に重ねたヘタリにくい敷パット。風合いも変化なく
フカッとして戻ってきました。
以前、ウールの敷ふとんを業者さんにお任せすると
ウールの風合いが全く変わってしまいなんて
言ったらよいのか『チョリチョリ?』というか
パサパサになって帰ってくることがありました。
後程、解りましたがこれの原因は高温乾燥の
し過ぎですね。羽毛ふとんも高温乾燥をすると
同様にダメージを受けます。簡単に例えると
よく乾いた小枝はポキポキ折れますが
生木の小枝は粘りがあって折れにくいですよね。
乾燥のし過ぎは羽毛にとってよくありません。
クリーニングと言うのは技術が必要です。
ご自身でコインランドリーで洗濯をされる方が
最近増えてると思いますが同時に失敗も
よくあります。ご家庭で可能なものなのか
手順などをシッカリと確認したうえで
洗いましょう。
一年近く前に
首が痛い、腕が痺れるなどのお悩みで
ご提案し、お買い求めて頂いた組み合わせ。
積層ウール敷パットにパシーマパットシーツ
そして、オーダー枕を作らせていただきました。
それは硬いスプリングマットレスに
薄い敷パットで寝る事で身体に合わず
そして冬場が寒いのです。スプリングの
マットレスは空洞ですから。
そこでシッカリと断熱しつつ自身の
身体に合うものを敷く事で改善された事例でした。
ウールの敷パットもヘタリにくい様に
シート状にした綿を積層した構造になっていますが
更に綿ふとんの様にかまぼこ型になる様に
中央部をシッカリ目に綿を入れた構造です。
それがシッカリと身体を支持している様で
眠りが改善されていらっしゃいます。
身体に合わない寝具で眠る事は辛い事です。
旅行や出張で寝るベッドは1~2日ですが
自宅のベッドは365日x8時間です。自身の
眠りには気遣ってあげましょう。
えびすやの得意な仕事
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