スプリングマットレスが捨てられなくなる日

2023年11月11日 / 寝具のこと, 日々の話

 

 

 

 THE SECOND 準優勝マシンガンズ滝沢さんのXの投稿からです。この方は人気漫才師になってもずっとごみの清掃員をされていて毎日、Xに投稿されてます。そこに気になった投稿がありましたのでご紹介します。

 その内容というのがスプリングマットレスの事です。僕も前々から思っていたことですがマットレスは捨てるのが大変なのです。同様に処分場でも処分がかなり厄介らしいのです。京丹後市は今のところ側地や中のウレタンとスプリング部分を分別して持ち込めば処分してもらえます。他の自治体の事は分かりませんがかなり厳しい方ではないでしょうか?今後、処分が今よりも簡易的になることは恐らく無く、どちらかといえば厳しくなるんじゃないでしょうか?

 

 

 

 寝心地や快適性に関しては自分に合うものを選び、その上に断熱、吸湿発散出来るパット類を使えば良いと思いますのでスプリングのクッション性は寝姿勢を維持するのに良いのですが処分できなくなるとしたらかなり厄介です。実際、お客様の所へ納品に伺うとヘタって使わないスプリングマットレスが空き部屋に押し込んだりして処分に困っておられるご家庭が結構あったりします。ゴミの収集日に出しておけば持って行ってくれるようなものではないので処分しにくいのです。

 

 

 

 過去に何度かマットレスを解体してスプリング部分と普通に捨てられる部分とに分けたことがありますがかなりの手間です。面倒くさいです(><)そして最終的にはスプリングは処分場に持ち込まないといけません。(業者さんにお願いすれば対応してもらえますがそこそこの費用は掛かります)

 

 

 

これからは捨てる時の事を考えて買わなくてはならない時代が来ています。

 

 

 

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寝具製作事例No.203『羽毛ふとんリフレッシュ完成仕上がりました!』

2023年10月28日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 羽毛製品

10/11にアップした、寝具製作事例No.200『羽毛肌掛けふとんのリフレッシュは出来るのか?』でご紹介した羽毛ふとんのリフレッシュが仕上がってきました!なかなか良い感じです。

 

 

今回お預かりした羽毛ふとんは長年使っているのでそれなりの劣化はあるもののマザーグース級でしたので仕上がりが良いです。値段は抑えつつ、このマザーグース級のグースダウンの良さを活かすリフレッシュをしております。生地は軽くてソフトな風合いの綿100%の良質な80サテン、不足分を補うのは手頃な価格ですが大粒ダウンが採れるライオンヘッド種のグースダウンを使用。僕の見立てでマザーグースの持つ膨らみを活かす為、立体縫製のマチ高も少しカスタムさせて頂きました。そして、肌掛けふとんも良い感じです。リフレッシュに要した費用から考えるとかなり良い仕上がりです。
 これも元々、いい羽毛ふとんを購入されているからです。いい羽毛ふとんを買った方が良い理由の一つにリフレッシュをした時に仕上がりもよく、長く良い状態で使えます。

 

 

 ついでの話ですが羽毛ふとんのリフレッシュの時に

 

 

 『どうせカバーを掛けるから生地は何でも一緒!』

 

 

実はこれ大きな誤解なのです。安い生地というのは綿ではなくポリエステルが使われます。そうすると吸湿発散に難が出てしまい、羽毛が持つ湿気を吸い込み湿気を吐く調湿機能が全然生かされません。羽毛ふとんの性能を落としてしまいます。綿だとしても安価な生地であればある程、生地が重かったり、硬くなります。元々、ソフトで軽い生地を使っていたならば、重くなったり、生地がゴワゴワするので肌沿いが悪かったり寝返るときにカサカサ音がしたりします。生地は寝心地にかなり影響を及ぼしますので元々の羽毛ふとんに使われていた生地を基準として考えられることをお勧めします。

 

 

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寝具製作事例No.202『薄くてモッチリ、ハンドメイド仕上げ』

2023年10月22日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例, 敷ふとん, 綿製品

 弊店では『これがいい!』とそれを徹底的にお勧めするということではなく色んな種類のものを取り扱っています。マットレス、敷パット。敷ふとんといった敷寝具は特に店舗規模の割に色々と扱っております。それは人によって体型や体質、また予算などによってそれぞれお勧めするものが変わってきて当然です。今回、お話しする敷パットも色々と扱っております。
先日、来られたお客様は長年使い続けた昔ながらの綿の敷ふとんに愛着があり、どうしても綿のふとんが使いたい。けれどもマットレスを併用して自身の体型にキッチリと合わせてほしい。そんなご要望からオーダーでお作りさせて頂きました。

 

 


 

 

 あまり一般的ではないパキスタン産の綿を使い、風合いの良い天日干しの綿の生地を側に使用しています。この生地は風合いがよいですね!ふとんの寝心地はモチっと反発がある寝心地です。一緒にご購入されるマットレスとのバランスも良く寝心地を気に入っていただきました。特に敷寝具に関しては根強く『綿派』方がいらっしゃいます。これは長年使い続けてこの感触が身体に馴染んでいて他のものがシックリトこない…。そんな方は一定数いらっしゃる訳です。先週もこのパキスタン綿でお作りさせて頂きましたが不思議と続くときはパパっとご注文が続くのです。

 

 

 

 

 綿の敷ふとんの良いところの一つに山型に作られている事。人間の身体の一番重い部分は腰です。そして、寝る時、基本的に真ん中で眠ります。その事を考慮してベコッと中央部がヘタラない様に中綿は配置されています。そして、大量生産品ではなく一枚づつ作りますのでカスタムしやすいのです。

 ついでにお話しさせて下さい。最初に敷寝具はとても重要と書きましたが敷寝具の中でもマットレス選びには色々とこだわり考えて購入されるかと思いますがその上に乗せるものって考えておられますか?シーツ1枚ではどうにもなりません。薄い汗取りパット1枚でもどうにもなりません。それなりの敷寝具を重ねなくてはなりません。真夏にウレタンやラテックスのマットレスに直接寝てみてください。『蒸れます』それは汗の逃げ場がないからです。スプリングのマットレスの上に冬場に直接寝てみてください寒くて眠れません。中が空洞で冷気が通ります。ちゃんと断熱が出来、湿気がちゃんと吸収出来る、保温性も必要です。薄いシーツやポリエステル綿の入ったようパットではどうにもならないのです。ちゃんとした敷パットも込みで自分に何が合うのか?を考えたうえでのご購入をお勧めします。

 

 

 

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