寝具製作事例No.193『マットレスを作ったよ!』

2022年11月14日 / えびすやにあるもの, ベッド・マットレス, 寝具制作事例, 寝具調整事例

 

 お客様からのオーダーで作ってみました。弊店で取扱いがある製品では厚みがあり過ぎたり硬さが合わない。。。作るしかないという結論です。(^^;

 

 

 

 

 まずは加工前に裁断した生地を下処理と中材のカットをしておきます。

 

 

 

 

 寸法通りに裁断をしてファスナーを取り付けます。

 

 

 

 

 ほつれ防止のを施しますがインターロックではないのでこのあと一本縫いミシンでミシンを走らせます。

 

 

 

 

 中材を入れてズレ防止の綴じを入れて完成!薄くてモチモチとした感触です。現在お使いの綿の敷ふとんの下に入れて調整です。

 

 

 

 よくあるケースですが畳ベッドは直接ふとんを敷く事を前提にしているものが多く高さが高めに作られています。しかし…。硬いため布団一枚では身体に対して硬すぎるケースがよくあります。その場合はなんらかの調整が必要ですがマットレスなら何でも良いわけではなく自身の身体に合わせて上げる必要があります。それと…。畳ベッドは元々高さがある為厚みのあるマットレスを乗せると更に高くなり使いにくくなってしまいます。畳ベッドを購入される際、高さにもご注意を!

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら

 

 

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羽毛ふとんを選ぶ時、ココは押さえておこう!

2022年11月10日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品

 先日、羽毛ふとんの仕立直しのご相談を頂きました。えびすやは業者さんへの丸投げはしません。まずは中身の状態を確認します。何故なら、劣化が激しかったり、羽毛の
品質が低ければ
折角、仕立て直しても仕上がりが悪かったり、新しい羽毛を沢山足さないと回復しないのです。新しい羽毛を沢山足すのであれば、新しいものを買った方がよくなってしまい、仕立直しの意味がなくなってしまいます。

 

 

 

 

 う~ん。残念ながらかなり傷んでいました。今回は羽毛リフレッシュはしない方が良いですよ。心苦しいですがそうお伝えさせて頂きました。

 

 

 

 もう一度、ミシンで口を塞ぎなおし、コンパクトに折り畳んでクッションカバーに入れる。

 

 

 

 そしてクッションとして再利用されてみては如何ですか?ご提案させて頂きました。

 

 

 そして、羽毛ふとんは新調することになりました。

 

 

 

 会話の中でお客様は

 

 

『えびすやに行けばちゃんと選んでくれると思った』

 

 

 と嬉しいお言葉を頂きました。(^^)えびすやと一般的な量販店との決定的な違いがあります。それはえびすやではポリエステル混の生地の羽毛ふとんは勧めないという事。寝具売場に行って品質表示を見てみて下さいほぼ9割くらいポリエステル混やポリエステルの生地の羽毛ふとんです。えびすやはこのポリエステル混の生地が嫌なのです。綿100%からポリエステルの生地に変えるだけで価格は一気に安くなります。その代わり寝具としての機能性が奪われ、羽毛の大きな特徴、調湿性が生地によって邪魔されます。ポリエステル製の生地は通気が悪く湿気を吸収しません。という事は羽毛の調湿性は活かされていないそして、吸湿性が乏しいので生地の表面に水分が溜まりやすくベトツキ易い。だから、扱うのが嫌なんですね…。ポイントは沢山ありますがまず、生地の素材、ちゃんとチェックしましょう!

 

 

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10月9日放送『情熱大陸』にてふとん職人が

2022年10月11日 / 寝具のこと, 日々の話, 綿製品

同業者として嬉しいですね!(^^)

 

 

 

 

 名古屋のふとん屋さん、『丹羽ふとん店』さんが情熱大陸にご出演されていました。お噂は以前より聞いておりますが地域が全然違いますので残念ながらお会いした事はありません。

 

 

 

 

 番組の中で『木綿ふとんはもう古臭いという人も結構いますけども…』と一説ありましたが、僕自身も自分がふとん職人をするまではそう、どこかで思っていました。先代が職人であるにも関わらず(^^;しかし…。自分が職人として仕立ててみるとその良さが解るのです。確かに重く量販店の寝具売場に行けば軽いポリエステルのふとんが山の様にあります。でもそこには木綿独特の風合いであったり温もりはありません。特に天日に干したふとんはお日様の匂いが最高です。

 

 

 年代の若い、ポリエステルやウレタン、アクリルなどの石油系素材に慣れ親しんだお客様は木綿のふとんに寝転ぶとその違いが一目瞭然でご購入される方が案外多いのです。丹羽ふとん店さんの情熱大陸のご出演が消費者も販売者も共に木綿ふとんの良さを見直す切っ掛けになればと思います。ちなみにTVerにて10/16日(日)まで無料で見られますのでふとん職人がどうやってふとんを作っているのかが見る事が出来ますのでご興味がある方はこちらから

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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