寝具調整事例No.76『獣毛繊維のマットレス』

2022年9月28日 / らくだの敷きふとん, ベッド・マットレス, 寝具調整事例

 マットレスがヘタったの機にベッドスタイルに変更される女性のお客様からのご自身の身体に合った敷寝具を選んで欲しいとのご相談頂きました。何時もの敷寝具調整をした後で
お客様の身体に合う組み合わせ3種類ご提案をしたところ。。。感触が一番自然に近いとの理由で選んでいただいたのがコレ。

 

 

 

 

 

 獣毛繊維のマットレスです。通常マットレスと言えば金属製のスプリングであったりウレタンなどが一般的ですがこれは動物の毛です。(中芯は違いますが)硬くてクッション性の強い『ヤク』、保温性、吸湿発散に優れる『駱駝』の毛を使っています。

 

 

 

 

 

 こんな感じです。因みに、量産品ではなく一枚一枚、手作業で職人さんが作るオーダー品です。

 

 

 

 マットレス単体ではかなりハードです。シッカリしてます。でも単に硬いというわけでは無くクッション性があり受け止めるといった感じの寝心地です。女性には硬すぎますのでラクダの敷ふとんを重ねる事で丁度良い、適度な硬さと沈み込みへと調整しています。これだけ、らくだの毛を使えば、蒸れ感はまずありません。寝床内を適度な状態に調湿してくれます。そして冬、あったかいです。(夏は吸湿発散が良いので背中がサラリとします)そして、その上にはオーガニックコットンで作った多層式のガーゼパットを敷いております。いう事のない組合せですね!

 

 

 

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岩神神社(岡山県)『山の奥にある神秘的かつ不思議な磐座』

2022年9月12日 / 神社・歴史, 美作の神社

 最近は神社へ行った話をあまり書いていませんが凄い磐座に出会ったので久しぶりに…ちょっと前に岡山県に仕事の用事がありついでに岡山にある神社を幾つか参拝してきました。
僕は人見知りなので知らない人とあまり喋ったりするのが得意ではないのですがこの時は神様が導いてくれたのでしょうか?神秘的な世界を見る事が出来ました!サムハラ神社(奥宮)の山頂で面白いご年配のご婦人に声を掛けて頂き、エネルギーの強いスポットや色々と面白い話を聞かせて頂きました。こういう事は地元の人が良くご存じなんです。

 

 

 そして備前国一宮、石上布都御魂神社で身体を動かすのが嫌いなもので神体山の小高い山の山頂にある奥宮に行くかどうか迷っている(大体、いつも悩みます…)とご婦人が軽い足取りでスタスタ登られるので僕も一緒に付いていき奥宮を案内して頂きました。

 

 

 その時に『ゆるぎ岩』という岩の上に舟形の岩が乗っていてそれを押すと揺れるのだそうだ。その周りが何とも言えないジブリの世界だと言います。そんなすごい世界があるならば!と思ってご無理をお願いしてご案内して頂きました。ハーハーゼーゼーと言いながら見た世界が

 

 

 

 

 

 険しい竹林を抜けるとこんな世界が広がっています。体力のない私は神社に着いたころには頭がボーっとするくらいで殆ど写真を撮ってなかったのです(><)しかも全体の雰囲気や拝殿などのいい写真が無い…。

 

 

 

 一番肝心な『ゆらぎ岩』の写真が無いのです。。。すいません。この写真は岡山観光WEBさんからお借りしています。

 

 

 実際に押して揺らしてみました。なんと!

 

 

動きます!

 

 

 今まで地震があったと思うのですが崩れていないからここにあるんですよね!凄い磐座です!この岩々に囲まれた雰囲気。癒される様な気がします。(^^)遠方から行くにはちょっと判りにくいかと思いますがGoogleマップがあればなんとかなるでしょうしそれよりも行った事のない地元の方に是非、行ってほしいです!ここにご案内してくださいましたご婦人に感謝です。こんな情報は他府県の人間では知りえませんし、足を運ぶ事は多分なかったと思います。こんな凄い磐座を見る事が出来て神社での見知らぬ方にとてもよくして頂き、このご縁、心より感謝申し上げます。。

 

 

岩神神社  御祭神:大国主命  岡山県赤磐市惣分1172  

 

 

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何故、綿花栽培が日本から消えたのか。

2022年9月11日 / 寝具のこと, 日々の話

先日、河内木綿を栽培されている方の所へ勉強に伺ってきました。
私、機織や紡績の事、綿花栽培に関しては良く知りません。(^^;
ただ、自信でふとんを仕立てるので綿の感触というのは手が
覚えているんですね。

 

 

インド綿ほど、硬くはないがメキシコ綿ほど柔らかくもなく
油脂分はエジプト綿ほどでもないが強く、綿にヌメリ感がある
といった感じでしょうか。独特の風合いがあります。繊維は
短く、インド綿に近い感じがします。

 

 

 

綿畑で見せて頂いた河内木綿。茶吉庵の萩原さん曰く
河内木綿は非常に品質が高く、綿花が収穫されるまでに
既に売先が決まっている先物取引状態で凄く人気がある綿
だったそうです。河内木綿の織物を見せて頂きましたが
凄くシッカリしてて強い生地なのです。

 

 

明治に入ると外国から紡績機が入ってきます。
これが日本から綿花栽培を駆逐してしまうのです。
結論から言いますと先程、書きましたが河内木綿
(和綿全般)は繊維長が短いので西洋の紡績機では糸が
紡げなかったのです。やがて輸入綿へと取って代わられて
しまいました。

 

 

綿繰り、打綿、糸紡ぎ…これを手仕事でするのか
西洋紡織機でするのか結果は明らかですよね。

 

 

しかし…。西洋から紡織機が本格的に入ってくる前に
臥雲辰致(がうんたつち)という人が和製自動紡織機(ガラ紡)を
発明しています。水力を動力にして『ガラガラ』と音を立てながら
ゆっくりと糸を紡ぐ、なんとも牧歌的な紡織機を発明しました。
この発明はかなり画期的で一時期、この紡織機が全国を
席巻しました。

 

 

しかし、この紡織機の欠点。繊維の長いものが紡げず
速度が遅い。西洋の紡織機は速度が速く生産効率が高ったのです。
同時に入ってきた輸入綿(繊維が長い)とともに和綿と
ガラ紡を衰退させました。。。

 

 

今はごくわずかではありますがガラ紡で紡いでいるところが
あります。(さすがに水力ではないですが)
糸の太さは安定しにくいので太さにムラがあり
糸はとても柔らかく風合いが優しいのが特徴です。
これがとても肌への当たりが柔らかく心地よいんです。

 

 

今でも日本で綿栽培が盛んに行われていたら
どんな感じだったのでしょうね?お話は聞けませんでしたが
河内木綿もガラ紡で紡いでいたのかも??

 

 

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