カテゴリー「寝具のこと」の記事

朝起きたら、ふとんがベッチョリ

2015年2月16日 / ベッド・マットレス, 寝具のこと

になってしまう…。とご相談を頂くことが
この時期多くなってきます。1番多く、結露しやすいのが

『フローリングに直敷です』

羊毛混やポリエステルのふとんやウレタンのマットレスを
1枚直敷で使っているとふとんそのものには殆ど吸湿性が無く
吸湿されない汗が床からの冷気で冷やされ床には汗の逃げ場が
ありませんので結露を起こし、ベチャッとなります。
また、北向きの1回、日当たりが悪いなどの寝室の条件も
左右してくるでしょう。

直敷を避ける為にすのこなんかを敷くのも1つの方法です。
手軽にするならこんなのが収納も楽ちんだと思います。

ただし、すのこといえども敷きっぱなしにしていますと
すのことふとんの接地面の湿気は逃げてくれませんので
放っておくとシマウマの模様の敷き布団になってしまいます(^^;



これはすのこよりも敷寝具との接地面を減らし湿気の
逃げ場を作ってあります。素材も桐ですので吸湿性に優れるベッドです。
ちなみに耐荷重は200kgと頑丈です。とても良く出来てます。

マットレスも出来るだけ湿気が逃げるような構造のモノが
オススメですね。ウレタン系の素材は結露しやすいです。

殆どが空気で出来ており湿気が逃げやすく適度なクッション構造に
なっていますし、万が一、汚してもシャワーで水洗いできます。

吸湿性が高く、ふとんがサラッとするもの。
これは今、嫁さんが敷きっぱなしで使ってますが湿気に強いです

汗の約70%は敷寝具へと向かっていきます。汗をどの様に
逃すかということがポイントになります。先程、ご紹介させて
頂いたようにまずは汗を逃がす様な構造のベッドやマットを敷く事。

そして、自然素材の寝具を使うことです。コレ案外と見落としがちです。
お客様の話を聞いていて思うのは、ウレタンや化繊などの石油系
素材の敷き寝具を使っていらっしゃる方が多いと言うのを感じます。
吸湿性が殆どないので繊維が湿気を吸収しません。
自然素材の寝具を使う事をオススメします。特に動物系の素材は
吸湿だけではなく放湿にも優れます。

そして、ふとん乾燥機はかなり有効です!冬場は天日に干す事が
出来ませんのでふとん乾燥機で乾燥させると篭っていた水分が飛ぶので
ふとんのヒンヤリ感もなくなります。その時の つかいかたのコツ
参考にしてみてください。ふとん乾燥機を使ってるのに結露する…。
という場合があります。

1番、湿気るのは床と一番下の寝具(マットレス・敷き布団)との
接地面です。だらしなく見えますがこんな感じで接地面を空気に
晒しておくだけでもそれなりに湿気は抜けます。汗をかく上半身の
部分を半返しにしてみて下さい。

自分でも書いてて何が言いたいのか纏まらなくなって
何が言いたいのかよくわからなくなってしまいましたが(^^;
湿気はカビや結露など衛生的な話だけではなく冬の寝床の寒さにも
大きく影響します。冬場の湿気と上手く付き合って下さい。
丹後は冬場でも湿度が高いですから注意です!

 

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困ったラブレターがたくさん届く。

2015年2月13日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話

今年に入ってからこんなラブレターが沢山届きます。
40歳を過ぎてやっとモテ期と言うのがやってきた
のかもしれません(^^;

ふとんの原材料というのはほぼ100%が外国からの
輸入です。綿もウールもシルクも…。なので円安の
影響を直撃しています。(><)

当店もクオリティを落として価格を維持すると言う事は
したくありませんので、出来るだけ価格を抑えつつ、
この機会に製品の使い勝手や機能性の見直し等の工夫して
より良い製品に出来ればと思っています。

為替のチャート見ていますと3年前は1ドル80円を
切っていたんですね今より40円近く円安が進んでるわけです。
また、繊維業界だけじゃなく他の業界も原料を輸入に頼ってる
場合同じことが言えます。

かと言って輸出が伸びて潤うかというと自動車など
海外現地生産が進んできてるので円安と言ってもそこまで
輸出が伸びていないそうだ…。じゃぁ円安のメリットは?(^^;

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眠る時に身に纏うのは化学じゃなく自然で

2015年2月10日 / 寝具のこと

お客様とお話をしていますと発熱をする化繊系のアンダーウエアを
着てる方がとても多くいらっしゃいます。うちの家族も
しょっちゅう着てるわけじゃないですが数枚は持ってるようです。

僕は化繊が肌に触れるのがどうしても嫌で
そういった類のものは今は持っていません。綿100%ばかりです。

確かに暖かいよんですね。上手く使えばいい防寒着に
なるんじゃないかと思いますが化繊ですので一気に発汗すると
吸湿が追いつかずムレムレになり、残った水分が
身体を冷やしてしまう事になります。今の時期ですと雪かき
なんかしたら一気に汗をかきこんな状態になりますね。

それと似たような事が睡眠時にも起こりうるのです。
冬であっても少なくとも200ccは一晩で発汗します。
特に寝入りで大半の汗を一気にかく為、素早く汗を
吸収できる素材でないと水分が残り蒸れてしまいます。
これが寝汗で水分が温度を奪い冷えてしまうんです。

なので日中はともかく、睡眠時にこういった素材の
インナーを身につけて寝ると汗がこもり身体を冷やす結果に
なりかねません。

こういった素材は凝縮熱といい水分が気体から液体に
変わって熱を発する事で暖かいのですがこれはなにも
こういった特別な素材の話ではなく

自然素材なら当然持っている働きなんです。

でも水分が発生しても化繊系の素材は吸湿性が
殆どありませんので汗がこもってしまい、その水分が
熱を奪っていくのです。

これはインナーだけの話ではなくフリースのパジャマ、
アクリルの毛布、ポリエステル綿のふとん…。
全て同じことが言えると思います。恐らく、寝汗で
身体を冷やしたり、寒い思いをして寝ていらっしゃる気がします。
これ、全て自然素材にチェンジしたら眠りが全然変わります。
是非、自然素材のパジャマ、毛布、掛ふとん、敷ふとんを
使ってみてください。

話はインナーに戻りますが皆さんは
素肌にパジャマを着ておられますか?僕は綿の
ジャマの下に綿100%のシャツを着ます。着るなら
自然素材のものを着てください。パジャマは綿素材などの
ゆったり目で通気性のあるものを着てください。

えびすやでしたら綿100%。薄い二重織りのニット地の
インナーをオススメしております。空気層が出来て暖かく、
レース部分も化繊ではなくレーヨンを使い、敏感肌の人でも
着やすい素材になってます。

眠りは化学の力よりも自然の力に身を委ねてみてください。

追伸

最近知ったのですが化繊系の発熱素材のインナーで
こんな事例が増えてるようです。化学繊維によるアレルギーなのか?
汗がこもり汗疹(あせも)の様な状態になっているのか?
詳しくはわかりませんが気になる事例です。

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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