カテゴリー「寝具のこと」の記事

目利き

2015年1月30日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 羽毛製品

先日、羽毛に関する勉強会に参加してきました。
袋に羽毛が入っていてこれを見て鳥の種類と産地を見分けなさいと…。
難しいですぇ(^^;羽毛の色やフェザーの形などで判断するんです。

これ、製品の状態ですと中身は見えないのでそんな事は
解りませんが羽毛ふとんのリフレッシュの時は中を開けて
表示ラベルと照らし合わせ状態を確認をしますし、えびすや
オジリナルの羽毛ふとんは工場へ行って羽毛を確認した
もので作っておりますので中身を見たり触ったりする機会はよくあります。

これは何回も見て触って、製品にしてを繰り返して行く事で
感覚的に理解できるようになってきます。まだまだ、勉強ですね。
学ぶことには終わりが無さそうです(^^;

羽毛ふとんの話の続きですが羽毛ふとんの中身の産地って
何処が多いかご存じですか?表示などを見てるとポーランド産や
ハンガリー産、ロシア産などの北欧の寒い地域の羽毛が入った
製品をよく見かけますが…。

実際の所、アジア産が全体の75%を占めてます。
なのにアジアの国名が表記されたものが殆ど見当たりません。

おかしいですね…。表記を偽っている事になります。
北欧で採取されたものの方がイメージがよく高級感が
あるからなのでしょう。実際に見るとポーランドや
ハンガリー産、いい物が多いです。マザーグースなんか
とても良いです。

えびすやでは産地だけにこだわらず質の良さや価格と質の
バランスなどを見て使う羽毛を決めます。なのでポーランド産や
ハンガリー産などの北欧、フランス産もあり、中国産も
あります。産地が羽毛の良さを決めるのではなく、
良さを決めるのは実物の質です。

そして、側生地の質、縫製の仕方などによって使い心地の
良し悪しが出てきます。いくら良い羽毛を使っても全然ダメな
場合もあります。羽毛は勿論大事ですし、トータルバランスも
考えなくちゃなりません。

結論。良いものはそれなりの値段がします。

ある程度、質と価格は比例していると思います。それは
羽毛ふとんに限った事ではありませんね。

ちなみに
えびすやのオリジナル羽毛ふとんは39,800円(シングル)~です。

 

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店の前のボード

2015年1月14日 / 寝具のこと

心機一転。今年、初めて店頭のボードを買い替えました。
えびすやは十字の交差点の近くにあり、信号待ちの間
結構、読んでくれてるそうです。お客様がそう教えてくれます(^^)

お店からそっと信号待ちしてる
ドライバーさんの様子を伺ってると結構見てくれてます。
今回はお客さんによく聞かれることなのでよく
見てくれているのかもしれませんね。

中身がよく詰まった膨らみが大きい羽毛ふとんと言うのは
暖かそうに見えます。そういうふとんは見栄えが良いので
お客様にとっては好印象に映ります。

膨らみ過ぎは実は使い難いのです…。構造にもよりますが
身体にフィットしないから隙間も出来やすく、寝返りを
打つと滑りやすかったります。

なので上に毛布を乗せると重石となって身体にピタッと
フィットし隙間も埋まり温かみが増します。そういった意味で
上に乗せると良いんです。

しかし・・・重石をしなくても暖かいのなら無い方が
軽いので良いですよね。(^^;

アクリル毛布だったら上の方が良いと書いたのは
アクリル毛布は吸湿性が殆どありません。寝床内に
汗がこもり冷えます。羽毛は本来、吸湿性が良いのが
特徴ですがそれが活きてきません。そして、場合に
よっては毛布の目で上のふとんが滑りやすかったりします。

中には入れるのはシルク、カシミヤ、ウールなどの
自然素材であり保温性、吸湿性の高い動物性繊維の
毛布をオススメします。パシーマもGood!羽毛ふとん
1枚では不足していた保温力を高めてくれます。

最後の静電気のお話ですがアクリルは
寝返りで生地が摩擦を起こすと静電気が起きます。
最近、多いポリエステル(同じ石油系素材)生地の
羽毛ふとんなんかも静電気が起きます。毛布から
ホコリが出なくても集塵してしまいますので喘息
などの方には注意です。

先程の吸湿性の話ですが入眠時にはメカニズム上
必ず多くの汗をかきます。しかし、ポリエステルやアクリルの
繊維は殆ど吸湿しません。シーツやパジャマが
湿気を吸い込むことになり、寝汗などで湿気るとそれだけで
寒さを感じてしまいます。

こういったような理由からアクリル毛布は
えびすやではオススメしていないのです(^^;

 

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なんかシットリしとるで!

2014年12月31日 / えびすやにあるもの, ベッド・マットレス, 寝具のこと, 睡眠改善

『なんかしっとりしとるで!』

と嫁さんが言うじゃないですか!
敷ふとんをめくってみるとマットレスのカバーが
湿ってます。皆さんもそんな経験はないでしょうか?
シットリを越してベッチベチャやカビなんて事も…

結露はこの時期の1つの悩みじゃないかと
思います。我家の隣に背の高いビルがあるので
日が当たりにくく、平屋の北側に寝室が
あるのでかなり湿度が高いんです。(^^;

その部屋に去年から湿気に強いマットレスを
敷いて実験をしておりますが流石に長期間
敷きっぱなしにしてると…気温が低いことも
あって(^^;マットレスのカバーがシットリしてます。

しかし、中は触ってもサラサラしてて
湿気を全く感じさせません。強いです。(^^)
このマットレスなかなか優秀です。

教訓として、基本的に敷きっぱなしにしないことです。
マットレスと床や畳との接地面の結露やカビはこの時期
起こしやしすいです。立て掛けるなど、またこんな感じで

マットレスの裏面を空気に晒す様に
折りたたむだけでも変わりますのでオススメです。

下がスノコと言えども敷きっぱなしですと
結露やカビの可能性が出てきます。

また、ウレタン素材のマットレスや硬綿ポリエステルの
敷ふとんなんかは結露しやすいです。そして、敷寝具は
2枚敷がオススメです。1枚敷よりも湿気が抜けてくれます。

湿気を吸湿するには自然素材の寝具を使いましょう!
ウールや羽毛などの動物性繊維の寝具は放湿性にも優れます

この時期、ホントに多いふとんの悩みの1つですので
先程、書いたような事を頭の隅に意識して頂いて
結露には気をつけて快適な眠りをして下さい(^^)

ご挨拶が最後になりますが
皆様、良いお年をお迎えください。(^^)
そして、来年もどうぞえびすやをよろしくお願いいたします。

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各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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