カテゴリー「寝具のこと」の記事

寝床の寒さを凌ぐコツ

2021年1月9日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話

今、日本は寒波に覆われています。
朝起きた時にはこの単語の道路はテカテカに
凍てついています。。。寒いですよね(><)

 

 

お客様の睡眠相談を受けておりますと
特にご高齢の方に多いのですが寒いからといって
掛けふとんや毛布を幾層にも重ねてるにも
関わらず、まだ寒い。そして重さのあまり
寝返りが打てず身体がだるい…。

 

 

掛けふとんを何枚も重ねてしまい
眠りを邪魔してる。そんなケースがあります。
掛けふとんを何枚も重ねても重ねるものにも
よりますが重ねれば重ねるほど暖かくなるわけでは
ありません。重くなり寝苦しくなります。

 

そんな場合、案外見落としているのが

 

 

『敷寝具です』

 

 

敷寝具が結構、脆弱なケースが多いのです。
綿ふとんに敷毛布一枚。アクリルのボアシーツは
一見暖かそうにみえます。寝床に入った時も
冷たさはありません。しかし…。汗を吸収しないので
寝床内に水分が残り夜が深まると気温が下がり
その水分によって身体が冷えます。

 

 

 

シッカリと吸湿してくれる素材かつ
保温力のある敷寝具へと整えてやれば
改善されます。背中には『風門』という
風邪の邪気が入り込んで風邪をひくと
言われるツボがあります。寒さを感じるのは
背中なのです。

 

 

 

そして、もう一つのポイント。
冬場はふとんが干せません。ふとんは湿気りがちになります。
先日、ご紹介したふとん乾燥機を使って極力湿気を除く事を
お勧めします。寝床に入ると冷え冷えしてることありますよね。
寝具が湿気ると冷たくなります。また、暖房を使っている部屋に
ふとんを干すのもお勧めです。乾燥していて温度が高いと
湿気が抜けます。朝起きた時に、掛けふとんをめくって
敷ふとんを空気に晒しておくのもしないよりは良いです。

 

 

綿ふとんをお使いの場合、新調すると凄く暖かくなりますよ。
ペタンコの煎餅ふとんとは全然違います。

 

 

 

 

暖かい寝具はいろいろとありますが
弊店にある寝具で言いますとムートンやダウンパットなどは
凄く暖かいです。

 

 

 

足を温めると体の深部体温が下がりやすくなり
眠りに入りやすくなります。足が冷たいままだと
なかなか寝付けませんよね。朝まで冷めない純銅製の
湯たんぽと足を締め付けないダウンソックス。
ダウンが足を温めてくれます。よく、靴下を履いて
眠る方がいらっしゃいますがゴムの締め付けにより
血流が悪くなり、汗がこもるので足が冷えます。
人によっては霜焼にもなります。

 

 

これさえあれば暖かい!というわけではなく
様々な寝具との組み合わせで快適に眠ることが
出来ますし、各々の寝室の環境にも左右されますので
ふとん屋さんに相談してみるのも良いかもしれません。

どうやら丹後はこの連休中はずっと寒いみたいですね(^^;
皆様もどうか身体を冷やさないようにご自愛ください。

 

 

 

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ふとん乾燥機を使っているはずなのに…。

2021年1月8日 / 寝具のこと

ふとん乾燥機をつかっているはずなのに
敷ふとんにカビが生えてしまいました…。

 

 

お客様からそんなお話を聞くことがあります。
確かにふとん乾燥機を使っているはずなのに何故?と
思いますよね。以前にもこういった記事をUPした
記憶がありますが改めてアップしてみたいと思います。

 


(個人的な感覚ですがホースのみタイプよりもマットタイプの方が隅々まで熱が回ると思います)

 

普通、こんな感じでお使いになられるのではないでしょうか?
掛けふとんはこれで上へ水分が抜けていくので問題はありません。
問題は敷ふとんです。湿気を帯びやすいのは掛けよりも敷です。
この使い方をすると表面にあった水分が下へ押し出されるので
ふとんの表面はサラッとしたように見えますが
裏面がジメっとします。この状態で寝ると結露を起こしてしまいます。
この状態で乾燥機を使うのであれば敷ふとんの下に
バスタオルを敷いて水分を吸わせましょう。

 

 

 

これは僕のやり方ですが

 

 

 

敷ふとんも掛けふとんの様に上に載せて
水分を上へと抜いていきます。これなら大丈夫です。
敷ふとんは重いので乾燥機にパワーがないと
あまり膨らみませんが。マットタイプの乾燥機を
お使いの方はこんな感じで使ってみると水分が抜けます。
今まで結露を起こしたご経験のある方は
上に乗せるか、バスタオルを使うかでお試し下さい。
こんな使い方がいいよ!という方法をご存じでしたら
お聞かせください。(^^)

 

 

寒波で大変冷え込んでおります。
こんな時は結露しやすいのでお気を付けください。
寒い部屋での加湿器は部屋中が結露しますので
気を付けてください。

 

 

 

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寝具とカビの話

2020年12月28日 / 寝具のこと, 日々の話

先日、カビ研究の第一人者である浜田信夫先生のお話を
拝聴してきました。

 

 

カビはふとんとは切っても切れない関係です。
今の時期にふとんを迂闊にも敷きっぱなしにすると
ふとんの裏には黒カビが…。

 

 

お客様からのふとんにカビを生やした時、
ご相談をいただくことがよくあるのですが(特に冬)
カビをふとんに生やしやすい環境といいますか住まいと
言うのがあるんです。これは僕の経験則の話ですが

 

〇家の脇に川が流れていたり、川沼がある。
〇家の裏手が山すそ
〇寝室が北側で一階

 

こういうところでよくカビを生やす事例があります。
先生も住居によってかなり左右される事があり、
ひどい場合は住居の床下工事などをしないとどうにも
ならないらしい…

 

 

寝室は出来れば二階の方が良いです。僕自身も経験上
寝具を収納するのは二階の惜しい例をお勧めします。
上段ならばmore betterです。湿度が低いからです。

 

 

そして、近年急増しているカビを生やす事例は

 

 

〇加湿器の使用

 

 

例えば、寝室の気温が低いまま加湿器を使用すれば
部屋中が結露します。寝具を始め、吸湿性のある素材は
吸収します。加湿器の使用は十分に注意が必要です。
個人的には使わない方が良いのでは?と思います。
鼻は加湿器・空気清浄機の役割をしています。鼻から吸った空気は
鼻の粘膜で異物は絡み取られ、空気は温められ、湿気を帯びて
肺へと向かいます。元々、人間にはそういうシステムが
備わっております。鼻呼吸をすることで改善できるのでは
ないでしょうか?

 

 

最後に浜田先生から聞いた意外な真実…。

 

 

近年、カビの被害はどんどん増え、私たちの
暮らしを悩ませているものだと思い込んでいました。
ところが…。室内のカビは30年で1/10に減少している。
しかし、カビの苦情は減少していないそうで
清潔に対して敏感になっているのかもしれません。
ちなみにダニも減ってるそうです。

 

 

最後に…。
寝室の湿気の帯び方には大きく差があり、環境に大きく左右されます。
それらを踏まえたうえで除湿対策をしましょう。
特にフローリングに直敷することが、加湿器に使用で
カビを生やす事例が多いです。
バスタオル、除湿マット、すのこを敷くなどの直敷を
避けたり、ふとん乾燥機の使用などの対策を取りましょう

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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