カテゴリー「寝具のこと」の記事

有難い手を差し伸べて頂きました

2017年1月25日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話, 綿製品

昨日のミシンのトラブルでこたつ布団が縫えなくなってしまい
復旧の目処が立たないので別の縫製工場さんにお願いをして
急ぎで縫って貰いに来ることでした。息子は大雪警報で
家でゴロゴロしてるなら社会見学を兼ねて連れてきたのです。

 

ふとんってどんな風に作られるのかご存知ですか?

 
結構手間暇が掛かるものなのです。別注のかなり大きめのこたつ布団です。
これに合う様にまず木枠を調整します。そしてクリップで挟み固定します。
ココまでの作業でもそれなりに時間が掛かります。

 

ホントはこれまでに生地を裁断し縫製し中に綿を入れ口を綴じますが
これは既に出来上がっており最後のキルトだけが出来ていない状態でしたので
今回の作業はココから

 

1977

 

ふとんをセッティングしたらキルトマシンへ乗せ

 

1978

 

コンピューターにどの部分をどういう風に縫うのか指示を出し
オペレーターが二人付いて作業を行います。
普段はこういう縫製ではなくロングアーム型のミシンで
熟練のおばちゃんが経験で縫いあげていきます。

 

 

キルトマシンでの縫製が終わると今度は

 

 

1979

 

端にもう一度ミシンを掛けていきます。これは綿の縮を防ぐ為にです。
通常、こたつ布団の綿はポリエステル100%のものが大半ですが
えびすやでは殆ど扱わずに生地を調達し、こたつふとん用にめん綿
作ってもらい、機械での綿入れではなく隅までキッチリと綿が入るように
綿ふとん同様のやり方で職人さんに入れてもらってます。

めん綿がシッカリ目に入れてあるので綿が締まりやすく
ミシンの調整に少し手間取っておられるようでした。

 

当日の仕事が終わった後に残業してえびすやの仕事を
助けて頂きました。ホントにお礼を何度言っても足りないくらいに
有難いことでした。また、最初にお願いしていた縫製工場さんも
僕がふとんを引き取りに行くまでずっとミシンを調整し続けてくれていました。
頭が下がる思いです。仕事なんて自分ひとりでなど出来ないのです。
そこには色んな人の苦労や手間が積み重なっています。

 

そう思うと寝具、一点一点大事に取り扱わないと行けませんし
どうやって作られているかをちゃんと知らなければならないと思います。
昨年、技能士試験の受験をするにあたってそういう気持ちが
芽生え、理解できるようになった気がします。いいものをちゃんと
作るというのは大変な事なのです。

 

 

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お二人様?お一人様?

2017年1月21日 / 寝具のこと

昨晩、テレビを見てるとこんな事を調査してましたので
写真に撮ったのですが

 

1969

 

実は最後まで見てないので
結果をご存じの方がいらしたら教えてください(^^;

 

結婚する時に揃える道具の1つとして寝具がありますが
シングル二組かダブルにするかと言う選択肢があります。

 

我家はシングル二組を選択しました。これには訳があります。
画像のようにイビキもそうかもしれませんが1つのふとんに
二人で寝る場合、合理的な反面、寝にくくなるケースが多いのです。
例えばふとんの硬さ。奥さんにはピッタリでもご主人には
柔らかすぎで腰が痛くなることもあります。二人で1つの
掛ふとんを使うので真ん中に隙間で出来、寒いということもあります。

 

逆にメリットとしては経済的である。
寝室のスペースが狭いときには省スペースですむので
利点があります。

 

ちなみにシングル二組揃えることを知ったおばあちゃんが

 

『新婚なのにどういうこっちゃ!』

 

と叱られましたが(^^;各々にメリットがあるということですね。
眠りの質を取るならシングル2組をオススメします。

 

 

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寒波到来!

2017年1月16日 / 寝具のこと

丹後にも今冬、1番の寒波がやってきた様に思います。
身体もいつもの格好では我慢できないくらいに寒いです(><)

 

 

1957

(一昨日の夕方)

 

 

寝床内は湿度をコントロールしないと行けません。
何故なら、何もしていなくても皮膚からは水分を発散しています。
そして、入眠時には深部体温を下げるために一気に汗をかきますので
寝具の素材が吸湿しなければ寝床内の湿度が高くなり、
それが蒸れる原因でもあり、また寝床内に残る水分が寒さの原因になります。

 

化学繊維は水分を吸収しません。また、年季が入りカチカチの
綿ふとんなんかも水分を含んでいて冷たく、また、空気を含めません。
一見、フアフアと暖かそうなアクリルの毛布や敷きパットも吸湿しません。
吸湿するのはウールや綿、ラクダ毛、シルク、羽毛・・・。などの自然素材です。

 

ふとんが寒いとどうするのか?
手っ取り早く電気毛布を使えば、暖かくなりますが・・・。
僕が気になるのは電磁波の事、加温することで自身の
体温調節機能が衰えること、深部体温が下げられないので
深い眠りに入れないこと・・・。暖かくとも眠りの質を高めるものとは言えません。

 

寝床内の温湿度には適した温湿度というのがあり33度~35度、50%~60%くらいが
理想と言われ自身の体温を逃さず寝具で保温し、尚且つ発汗により
高まった湿気を吸湿し外へ発散するのが理想でもっとも寝やすい環境です。

 

ややっこしそうな事を書きましたが
ウールや羽毛、綿etcなどを上手く組合せ先程、書いた様な事が
上手く出来る様にしてやれば良いのです。寒いと掛ふとんをついつい重ねようと
考えますが場合によっては効果が乏しく単に重くなるだけで寝返りが
打ちにくく眠りの質を悪くする場合もあります。冷えを感じ取るツボの多い
背中が密着する敷ふとんを整えたり、足が冷える人は湯たんぽで足先の
毛細血管を広げ深部体温がスムーズに下がるようにしてあげる方がいい場合もあります。

 

今使ってる、自分の寝具の何処が寒さに対して脆弱なのかを
見極めた上で寝具を買いましょう!全然、見当違いだと。。。。(^^;
そして、素材は自然素材にしましょう。

 

 

今晩もまた、一段と冷え込みそうです!(><)

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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