ふとん乾燥機を使っているはずなのに…。

2021年1月8日 / 寝具のこと

ふとん乾燥機をつかっているはずなのに
敷ふとんにカビが生えてしまいました…。

 

 

お客様からそんなお話を聞くことがあります。
確かにふとん乾燥機を使っているはずなのに何故?と
思いますよね。以前にもこういった記事をUPした
記憶がありますが改めてアップしてみたいと思います。

 


(個人的な感覚ですがホースのみタイプよりもマットタイプの方が隅々まで熱が回ると思います)

 

普通、こんな感じでお使いになられるのではないでしょうか?
掛けふとんはこれで上へ水分が抜けていくので問題はありません。
問題は敷ふとんです。湿気を帯びやすいのは掛けよりも敷です。
この使い方をすると表面にあった水分が下へ押し出されるので
ふとんの表面はサラッとしたように見えますが
裏面がジメっとします。この状態で寝ると結露を起こしてしまいます。
この状態で乾燥機を使うのであれば敷ふとんの下に
バスタオルを敷いて水分を吸わせましょう。

 

 

 

これは僕のやり方ですが

 

 

 

敷ふとんも掛けふとんの様に上に載せて
水分を上へと抜いていきます。これなら大丈夫です。
敷ふとんは重いので乾燥機にパワーがないと
あまり膨らみませんが。マットタイプの乾燥機を
お使いの方はこんな感じで使ってみると水分が抜けます。
今まで結露を起こしたご経験のある方は
上に乗せるか、バスタオルを使うかでお試し下さい。
こんな使い方がいいよ!という方法をご存じでしたら
お聞かせください。(^^)

 

 

寒波で大変冷え込んでおります。
こんな時は結露しやすいのでお気を付けください。
寒い部屋での加湿器は部屋中が結露しますので
気を付けてください。

 

 

 

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あけましておめでとうございます。

2021年1月7日 / えびすやにあるもの, ベッド・マットレス, 敷ふとん, 綿製品

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今日の丹後は暴風雪警報が発令しております。
明日は朝一番で除雪作業ですね。(^^;
近年、降雪量が少なかったのですが…。
雪国生まれ、雪国育ちですが暖かいのが一番です。

 

 

 

さて、年末はバタバタしており
更新の間隔があいてしまいましたが…。

 

 

 

座布団・和ふとんのお仕立てをしておりました。

 

 

 

新年からは…
パジャマのバーゲンを始めました。
今、着る暖かいパジャマから
秋向きのちょっと薄手のパジャマもあります。
薄手のパジャマは春先に使い勝手が良いので
バーゲンで買っておかれるとお得です。

 

 

 

それとお知らせです。

 

 

今年の秋より取り扱いました。
ラテックスマットレスです。ヴァージンラテックス100%
再生ラテックス、合成ラテックスではありませんので
品質が高く、耐久性が高いのが特徴です。

 

 


(ラテックスマットレスの上に載せているのはらくだの敷パット)

 

 

 

さらにウッドスプリングを併用すると
体形に合わせての調整やさらに耐久性がよくなります。
ウッドスプリングのサスペンション部分は無垢の
タモ材でオイル仕上げをしていますのでカビが生えにくく
呼吸もします。

 

 

 

通気性も良いです。

 

 

ちなみに今年、最初のお客様は敷寝具のご相談で
敷寝具調整をさせていただきました。そのお客様に
ピタッと合ったのがこのウッドスプリングでした。

 

 

今年もどうぞ『ふとんのえびすや』をよろしくお願いいたします。

 

 

 

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寝具とカビの話

2020年12月28日 / 寝具のこと, 日々の話

先日、カビ研究の第一人者である浜田信夫先生のお話を
拝聴してきました。

 

 

カビはふとんとは切っても切れない関係です。
今の時期にふとんを迂闊にも敷きっぱなしにすると
ふとんの裏には黒カビが…。

 

 

お客様からのふとんにカビを生やした時、
ご相談をいただくことがよくあるのですが(特に冬)
カビをふとんに生やしやすい環境といいますか住まいと
言うのがあるんです。これは僕の経験則の話ですが

 

〇家の脇に川が流れていたり、川沼がある。
〇家の裏手が山すそ
〇寝室が北側で一階

 

こういうところでよくカビを生やす事例があります。
先生も住居によってかなり左右される事があり、
ひどい場合は住居の床下工事などをしないとどうにも
ならないらしい…

 

 

寝室は出来れば二階の方が良いです。僕自身も経験上
寝具を収納するのは二階の惜しい例をお勧めします。
上段ならばmore betterです。湿度が低いからです。

 

 

そして、近年急増しているカビを生やす事例は

 

 

〇加湿器の使用

 

 

例えば、寝室の気温が低いまま加湿器を使用すれば
部屋中が結露します。寝具を始め、吸湿性のある素材は
吸収します。加湿器の使用は十分に注意が必要です。
個人的には使わない方が良いのでは?と思います。
鼻は加湿器・空気清浄機の役割をしています。鼻から吸った空気は
鼻の粘膜で異物は絡み取られ、空気は温められ、湿気を帯びて
肺へと向かいます。元々、人間にはそういうシステムが
備わっております。鼻呼吸をすることで改善できるのでは
ないでしょうか?

 

 

最後に浜田先生から聞いた意外な真実…。

 

 

近年、カビの被害はどんどん増え、私たちの
暮らしを悩ませているものだと思い込んでいました。
ところが…。室内のカビは30年で1/10に減少している。
しかし、カビの苦情は減少していないそうで
清潔に対して敏感になっているのかもしれません。
ちなみにダニも減ってるそうです。

 

 

最後に…。
寝室の湿気の帯び方には大きく差があり、環境に大きく左右されます。
それらを踏まえたうえで除湿対策をしましょう。
特にフローリングに直敷することが、加湿器に使用で
カビを生やす事例が多いです。
バスタオル、除湿マット、すのこを敷くなどの直敷を
避けたり、ふとん乾燥機の使用などの対策を取りましょう

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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