今年も蚊帳と蚊取り線香始めました。

2019年6月14日 / えびすやにあるもの, その他, 神社・歴史

 

 

今年も蚊帳を始めました。
店内に吊っておりますので体感してみて下さい。
中に入ると体感温度が下がるのでとても爽やかです。
実際にエアコンも掛けますのでより解りやすいかと

 

 

ホームセンターへ行けばナイロンの蚊帳は
置いてるかと思いますが昔ながらの麻の蚊帳を
実際に展示してあり体感できるのは北近畿では
物好きなうちくらい?( *´艸`)調べてませんので
実際の事は何とも言えませんが、そう無いと思います。

 

 

ちなみにこの蚊帳は『大麻』です。
古来より神事に使われる『大麻』で出来た蚊帳を
復刻させてます。そして、工夫を加え、生地は普通の
平織りではなく絡み織を採用し、網目がずれて蚊が
入り込まない様にしてます。

 

 

今年、執り行われる大嘗祭では、この麻の生地が麁服
(あらたえ=神に献上する衣服)に使う麻の種まきが
阿波忌部氏直系の方により行われています。忌部氏と
は古代朝廷の祭祀を執り行っていた氏族です。

 

少し話がそれますが今年の大嘗祭に使われるお米は
京都が選ばれています。さて何処のお米が使われるのか…。
楽しみですね!

 

 

ちょっと特殊なこの大麻製の蚊帳
75,600円~(三畳用~)、綿麻が一番リーズナブルで
32,400円~(三畳用~)、オーガニックコットンと大麻の
混紡生地や本麻(ラミー100%)の生地もオーダー出来ます。
お問い合わせください。

 

 

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寝具製作事例No.113『柿渋染めと羽毛ふとんサイズ変更』

2019年6月13日 / えびすやにあるもの, その他, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

暑い日が続きます。(~_~;)
でも今日みたいなカンカン照りの日は

 

 

柿渋染めの色がよく出ます。
お客様からのオーダーでお作りしております。
プロの作家さんの様な色の出し方は
出来ませんが少しずつ何度も染めては干しの
繰り返しで徐々に深みを出していきます。

 

さて、

 

 

皆さんセミダブルと聞くと
2人寝用なのか?1人寝用なのか?
どちらだと思いますか?名前から
考えると2人寝用だと思いますよね。
だって『ダブル』ですから…。

 

 

でも実際の所、2人寝るだけの
大きさが無いのです。例えば
セミダブルの羽毛ふとんの大きさは
170㎝210㎝です。1人当たり
85㎝です。超狭いのです。(^^;

 

なのでダブルとセミダブルを混同して
間違えて購入するケースがよくあるんです。
セミダブルで実際に2人寝する人は
余りいませんのでセミダブルと言うよりも
ワイドシングルと言った方が良いかも
しれませんね。

 

 

今回はセミダブルとダブルの
サイズ間違いで購入されたものを
一度は使いかけたものの使い勝手が
悪いのでセミダブルに作り変えて
欲しいとのご依頼でしたが
シングルに作り変える事を
ご提案させて頂きました。

 

 

その理由は
①1人寝にはシングルサイズで十分
②セミダブルにするとカバーを調達しにくい
③セミダブルのベッドで寝てる場合シングル
 にすると殆ど下に垂れないので体感が軽くなる

 

 

ですので余程の事が無い限り
えびすやではセミダブルサイズの掛けふとんは
販売する事がありません。

 

 

 

元々、ポリエステル85%の生地
でしたが綿100%の生地にチェンジしました。
それは吸湿・通気の悪いポリエステルの
側地は蒸れやすく、羽毛が本来持っている
吸湿・発散力が失われてしまいます。
また、静電気が発生しやすく寝室の
誇りを集めてしまいます。

 

そして、大きすぎたキルトを
細かめにして身体にフィットする様にし
シングルの時よりも羽毛の充填量の割合を
高めて保温力をアップしております。

 

 

かなり、良くなっておりますので
今回の側地交換は大正解ですね!(^^)

 

 

 

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『大国主の乗った船を救ったサザエ』白瀧神社

2019年5月30日 / 丹後の古墳・史跡, 丹後の歴史, 神社・歴史

先日、網野町掛津、鳴き砂で有名な琴引浜を
見下ろすような形で鎮座する白瀧神社へ行ってきました。
大物主命が祀られる村の神社だ。

 

 

 

 

 

この神社の伝承に面白い話がありまして…。
出雲からやってくる大国主命が乗る船が通り
かかった時、船底に穴が空いていてサザエが
穴を塞いで救ったという話があるのだ。だから
白瀧神社の御祭神は大物主命。

 

 

こんな話どっかで聞いたことあるぞ?

 

 

それは朝来の赤淵神社だ。勅使門のある立派な
神社です。その神社の伝承によると大化3年(645年)、
新羅軍が但馬に侵攻してきて、表米宿禰命が
丹後国与謝郡の白糸浜で迎え撃ち、大勝利を納め
逃げる敵を追撃した時に嵐にあい遭難しかけると
無数のアワビが現われ危機を救った。

 

 

そして、もう一つ但馬の浜坂にある宇都野神社。
日子坐王が賊を討伐し、但馬・丹後を平定(当時は
一つの国)し凱旋の帰途に船に大きな穴が空いている
事が解り、いつ遭難してもおかしくない状況。
修理を仰せつかった宇都野真若命は困ってしまいます。
その時に宇都野真若命の事を慕っていた村娘が
アワビに姿を変え穴を塞ぎピンチを救いました。
ちなみにその賊と言うのは玖賀耳之御笠(クガミミノミカサ)
3つある一番古い鬼伝説の鬼です。

 

 

この話は元々、一つの話だったのではないでしょうか?
白瀧神社の伝承がもう少し詳しく解ると
もっと面白いのですが…。詳しい方がいらしたら
教えて欲しいです。宜しくお願いします。

 



気になる共通項。
日下部氏。丹後但馬一帯には日下部氏の痕跡が
多く残っています。浦島太郎も日下部氏です。
日子坐王も表米宿禰命も日下部氏のルーツと
言われ、掛津のある網野町には浦島伝説が残る
日下部氏との縁の深い場所。

 

 

表米宿禰命が船舶が壊れてしまった時に
祈った神は『粟鹿神』粟鹿神を祀っているのは
但馬国一宮粟鹿神社です。ここの宮司は代々
出雲系の三輪氏と同族の神(みわ)部氏。
『粟鹿大明神元記』という古文書に
記されている様だ。三輪氏は大神神社一帯を
納めていた大国主をルーツとする古代氏族と
して知られています。のちに神部氏から
宮司職を引き継ぐのは日下部氏です。
むちゃくちゃ強引ではありますが(許して~)
大国主命と繋げてみました(^^;とは言うものの

与謝郡の大虫神社・小虫神社・倭文神社では
大国主にまつわる伝承がありますので
丹後は出雲とは繋がりがそれなりにありそうです。

 

 

 

白瀧神社の伝承の大国主(大物主)命は
日下部氏の事を指しているのかもしれません。
とはいえ白瀧神社の伝承の詳細がもっと
解れば良いのですが…。

 

 

丹後の地元民として琴引浜にまつわる
話としてもっと前面に押し出してほしいと
個人的に思っております。今回はかなり
妄想してしまいました。すみません(^^;

 


京都府京丹後市網野町掛津7-1
御祭神 大物主命 白瀧神社 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
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