カテゴリー「えびすやにあるもの」の記事

寝具制作事例No.83『リーズナブルオリジナル羽毛ふとん』

2018年10月25日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

 

現在、原毛の相場がかなり上昇しています。
主にダックダウンが上昇しており、お手頃に
いい羽毛ふとんを買うというのは段々と難しく
なってきています。

 

 

 

 

 

かと言って闇雲に値段優先で羽毛ふとんの仕入れは
したくありません。品質がちゃんとしているものを
扱いたい訳です。一枚試しに…。それが案外よくて(^^)

 

 

えびすやの定番羽毛ふとんは本来、無地で
仕立てているのですが今回はスポットで柄物になります。
かと言ってゴワゴワの硬い生地ではなくサテン地です。
ポリエステル混の生地ではなく綿100%。マス目も
身体にフィットしやすい様に細かめにとっています。
ダウンもハンガリー産のマスコビー種ホワイトダックダウン90%。
価格から見れば結構いい出来ですね。一番よく分かるのは
お店に来て頂いて実際に羽毛ふとんを広げて
自分の目で確認してみるのが良いと思います。
羽毛ふとんに関するお話も詳しくお話もさせて頂きます。

 

 

 

安価な羽毛ふとんの特徴というか問題なのは…
側地がポリエステル、又はポリエステル混であること!
これが一番の問題でして

 

 

 

 

◎通気性に乏しく蒸れる
◎なので羽毛の吸湿発散の良さが活かされない

 

 

 

羽毛の良さが活かされている点は軽いという点だけです。
原毛価格が上昇してくると何処で価格を抑えるかと
いうと側生地を従来の『綿→ポリエステル・ポリエステル混』に
することで原毛の上昇分を抑え込む事が出来ます。また
生地が軽いので羽毛の量も少なめに充填しても膨らみが出ます。

 

 

 

えびすやの扱う羽毛ふとんは綿100%です。
ココは専門店として譲れないですね。ちなみに
この羽毛ふとんはギリギリ40,000円台に収める
予定しております。

 

 

 

 

 

 

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寝具制作事例No.82『大柄で重い人の為に』

2018年10月24日 / えびすやにあるもの, ケット・パット, 寝具制作事例, 掛ふとん, 綿製品

『うちの主人、重いだーな…。(丹後弁です)』

 

そんな方の為にお作りした敷ふとんです。

 

 

 

敷ふとんをお仕立てする時は通常インド綿を使用します。
が…一般的なインド綿だけではなくアッサム綿と言うかなり硬く
コシの強い綿も使いました。製綿所の人にお聞きすると
兎にも角にも硬くて綿を解すのが大変なんだとか

 

 

 

 

綿と言うのは圧縮されてこういう状態で製綿所へ
運ばれてきます。これをほぐして製綿機に掛けて
シート状の綿へとなります。その状態のものを
職人さんが仕立てておふとんへとなるわけです。

 

 

 

 

それと先日は手元に在庫が無かった
軽量のシルク毛布が入荷しました。これがまぁ
暖かいのです。そして軽い!今まで使った
シルク(真綿)の寝具の中でも一番よかったですね!
そもそも、丁寧過ぎるくらい丁寧に作られています。
シール織りの技術が良いのだと思いますが
毛羽部分がよりよく暖かい空気を含んでくれ
手を毛布で挟めば10秒くらいでほんのりと暖かく
なってきます。これはホントに具合の良い毛布です。

 

詳細は以前書いた記事をご覧ください。

 

 

 

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寝具制作事例No.81『えびすやは羽毛が得意です』

2018年10月20日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 羽毛製品

えびすやは10年とちょっと前くらいから
オリジナルで羽毛ふとんを作って貰っています。
工場へ行ってダウンを見て生地を見て
改良を少しずつ加えながら今に至っております。

 

 

今日、オーダーで作りましたものと
新しく定番に加える為に作ったものと2点入荷しました。

 

 

まずは反発力を感じるマザーグースに
超軽量のソフトな平織の生地に和晒の二重ガーゼを
掛けております

 

 

掛ける時はカバーを裏返して
先に紐を結んでおきます。

 

 

そして”クルッ”っとひっくり返す。
そうすれば簡単にカバーが掛けられます。
カバーの中に頭を突っ込んで紐を結んで
いるよりも遥かに早くカバーがセット出来ます。

 

軽量の生地にパワーのあるマザーグース
(マザーグースとは卵を産ます親鳥で
ダウンが大きく熟成しています)を使って
いますのでそんなに充填しなくてもよく
膨らみむのでとても軽い仕上がりになって
います。生地も通気性が良いのが特徴。

カバーは和晒ガーゼを使用しています。
和晒とは昔ながらの精錬方法です。
精錬とは不純物や色素や臭いを取り除く
工程ですが今では薬品で処理されますが
昔は大きな釜で3日間程度、じっくりと
行っていました。この製法だと繊維が
ダメージを受けにくく風合いがよく
強度もあり、ガーゼであれば毛玉が
出来にくくなります。手間がかかりますが
生地にとっては良いんですね。二重
ガーゼですので空気を含み、ヒンヤリ感を
感じさせません。

 

 

今、ダックダウンの価格が高騰しており
手軽な価格帯の羽毛ふとんの入手が難しく
なってきています。価格的に安価なものは
ダウンの質が悪かったり、生地がポリエステルで
作られていたりします。

 

 

価格が高くなったからと言って
質を落とす事は専門店としては出来ません。
価格を抑えながらも質の良い羽毛ふとんを
扱いたいのです。

 

 

ダックダウンですがリーズナブルなグースに
引けを取らない力強いフランス産のダックダウンを
使っています。生地は一般的なサテンより軽くて強い
けれどもソフト感のあるものを使っています。
マス目も細かく身体にフィットしやすいキルトで
仕上げております。(^^)

 

 

徐々に夜が寒くなってきました。
羽毛ふとんが恋しくなりますよね?
そんな時はえびすやへご相談を!

 

 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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