寝具制作事例No.81『えびすやは羽毛が得意です』
2018年10月20日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 羽毛製品
えびすやは10年とちょっと前くらいから
オリジナルで羽毛ふとんを作って貰っています。
工場へ行ってダウンを見て生地を見て
改良を少しずつ加えながら今に至っております。
今日、オーダーで作りましたものと
新しく定番に加える為に作ったものと2点入荷しました。
まずは反発力を感じるマザーグースに
超軽量のソフトな平織の生地に和晒の二重ガーゼを
掛けております
掛ける時はカバーを裏返して
先に紐を結んでおきます。
そして”クルッ”っとひっくり返す。
そうすれば簡単にカバーが掛けられます。
カバーの中に頭を突っ込んで紐を結んで
いるよりも遥かに早くカバーがセット出来ます。
軽量の生地にパワーのあるマザーグース
(マザーグースとは卵を産ます親鳥で
ダウンが大きく熟成しています)を使って
いますのでそんなに充填しなくてもよく
膨らみむのでとても軽い仕上がりになって
います。生地も通気性が良いのが特徴。
カバーは和晒ガーゼを使用しています。
和晒とは昔ながらの精錬方法です。
精錬とは不純物や色素や臭いを取り除く
工程ですが今では薬品で処理されますが
昔は大きな釜で3日間程度、じっくりと
行っていました。この製法だと繊維が
ダメージを受けにくく風合いがよく
強度もあり、ガーゼであれば毛玉が
出来にくくなります。手間がかかりますが
生地にとっては良いんですね。二重
ガーゼですので空気を含み、ヒンヤリ感を
感じさせません。
今、ダックダウンの価格が高騰しており
手軽な価格帯の羽毛ふとんの入手が難しく
なってきています。価格的に安価なものは
ダウンの質が悪かったり、生地がポリエステルで
作られていたりします。
価格が高くなったからと言って
質を落とす事は専門店としては出来ません。
価格を抑えながらも質の良い羽毛ふとんを
扱いたいのです。
ダックダウンですがリーズナブルなグースに
引けを取らない力強いフランス産のダックダウンを
使っています。生地は一般的なサテンより軽くて強い
けれどもソフト感のあるものを使っています。
マス目も細かく身体にフィットしやすいキルトで
仕上げております。(^^)
徐々に夜が寒くなってきました。
羽毛ふとんが恋しくなりますよね?
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