寝具制作事例No.71『お昼寝ふとんのサイズを拡大』
2018年8月6日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品
先代の親父の時にさせて頂いたごろ寝ふとん。
使い込んでペタンコになり、それを機会にもっと
ゆったりとごろ寝をしたいとの事でシングルサイズへと
大幅サイズアップして作り直しました。
元々のベビーサイズよりも少し大きかった
大きさからシングルサイズへと大きくシッカリとした
ものへ変貌しました。元々のお預かりしたふとんの
綿では量が足りませんのでインド綿をかなり足して
おります仕立て直しと言いましても新品にかなり
近いと言えます。
サイズを変更できるというのも仕立て直しの
大きな利点の一つでもありますね(^^)
仕立て直しの時におふとんをお預かりした時に
綿の油分が抜けておりパサパサの状態のモノがあります。
油分が抜けていくと綿も切れやすく、切れるという事は
ホコリが出やすくなります。綿特有のコシや風合いも
無くなります。洗いすぎは寿命を縮める事になります。
洗うという事は綺麗にもなりますが劣化も伴うという事です。
もちろん、逆の洗わない劣化もあります。(長期保管の場合は
洗った方が良いと思います)利点も欠点もあるという事です。
綿だけでなく羽毛でも同じ事が言えます。『洗う方が良い!』いや
『洗わない方が良い!』と極端に考えずにケースバイケースで
考えましょう。そして、洗う時は迂闊に自分でやらない事。
プロに任せた方が良いです。ただし、上手下手はありますが…。
普段の手入れは日干し、カバーやシーツのマメな交換。
僕はこのパシーマ、パシーマパットシーツは吸湿力抜群で
簡単に洗えますのでマメに交換すれば寝具への汚れも
かなり軽減されますし、寝具の機能性も高めてくれます。
(寝心地アップですね!)
ポリエステルの生地でポリエステルの綿を使った
ふとんであれば洗う事は容易になるかと思いますが
こんどは眠りの質を低下させますのでこれは
本末転倒になってしまいますし、ポリエステルは
吸湿性がありませんので表面に水分が残る事で
雑菌が自然素材よりも繁殖しやすかったりします。
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