不要なエアコン使用していませんか?
2021年7月27日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 睡眠改善, 麻パット・ケット
弊店に夏夜が暑すぎる!だからエアコンをガンガンに効かせてます。
だけれども身体が冷えるんです・・・。そんな相談を受ける事が
あります。
下記の生地はパナソニックさんのプレスリリースからです。
PRTIMESさんからの抜粋です。
以下抜粋
19日に全国で梅雨明けが発表され本格的な夏の暑さがやってきました。
19日には東京都など合わせて21の都府県に熱中症警戒アラートが発令され、
夜になっても25度を超える熱帯夜にも注意が必要です。
パナソニック株式会社は、睡眠の実態を把握すべく全国の20歳以上の
男女548名を対象に行った調査結果を発表すると共に、
睡眠改善インストラクターによる『熱帯夜の快眠マニュアル』を公開します。
- 夏本番前でも既に4割超が「暑さでよく眠れていない」と回答
うちエアコンを一晩中つけっぱなしにしている人は3割以下の結果に
睡眠の満足度に関する調査では、66%と7割近くの人が「全く満足度していない」
「あまり満足していない」と答えており睡眠負債を抱えていることが分かりました。
その原因について、4割超が「暑さ」と回答しており、6月下旬と夏本番前に
も関わらず暑さにより寝苦しさを感じ始めていることが明らかになりました。一方、
暑さが原因で眠れていないにも関わらず、睡眠時にエアコンを一晩中つけっぱなしに
している人は3割以下となり、つけっぱなしにしない理由として半数が
「直接風が当たり冷えすぎるのが嫌だから」と回答しました。
以上抜粋
僕も同じく睡眠改善インストラクターです。寝具店からの目線で
解説したいと思います。明らかに僕らが子供のころと比べて
熱帯夜が増えております。眠り難い環境にもなっています。
ですのでエアコンを使う事は不可欠ではありますが・・・・。
どんな寝具を自分自身が使っているのかを把握しましょう。
寝具を整えればエアコンを使わなくてもいい夜が増えたり
エアコンの設定温度をそこまで下げなくてもよくなります。
身体を過度に冷やさず、電気代も抑えられ、一石二鳥です。
寝具売場で接触涼感のある素材の寝具が様々売られています。
その寝具、涼感が感じるのは最初だけじゃないでしょうか?
液体の入ったジェルタイプなどは体温とジェルの温度が同化すると
暑い上に通気性が無いので蒸れ蒸れになります。蒸れ蒸れに
なるのは夏場は睡眠の発汗量が多いにも関わらず汗を吸収しません。
これが蒸れる上に暑苦しく感じるのです。
触れた時の涼感や通気性、吸湿発散性そういったものが
快適さになります。吸湿発散は自然素材でないと出来ません。
古来より夏の繊維素材として『麻』が用いられています。
肌に密着しない、吸湿発散に優れる、触れた時の涼感。夏の寝具に
向く素材の麻をお勧めします。
特に敷寝具です。えびすやでしたら麻のフラットシーツや
麻の敷パットをお勧めします。特に麻の敷パットは麻綿を
タップリと使ったものをおススメしています。それは麻綿の
量が多い方がそれだけ汗を素早く吸収し、吸収力が高いのです。
特に汗の7割は敷寝具が吸収します。敷寝具の素材が
全然吸湿力が無ければ蒸れます。一般的に販売されている
夏用の敷寝具の素材は殆どポリエステルです。側地が綿や
麻だったとしても中綿がポリエステルと言う製品が多いです。
暑くて蒸れ蒸れになり汗ブルブル
だからエアコンをガンガンに効かす。今度は
冷えすぎて身体を冷やし調子を崩す…。
思い当たる方は夏用の寝具の素材を
チェックしてみましょう。弊店へ相談へ
来られるお客様にもダメダメな方、
結構多いです(^^;
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