カテゴリー「神社・歴史」の記事

丹波国の中にある出雲『出雲大神宮』

2014年2月16日 / 丹波の神社, 神社・歴史

この神社は京都の帰りにわざわざ寄りたくなる所。
時間が無くて寄れませんでしたがこの近くには
愛宕神社の元宮と言われる出雲大神宮とひけを
とらないくらいに神秘的なところもあります。

昔々、1300年昔は丹後国と丹後国は同じ国でした。
まだひとまとまりの丹波国だった頃、西は但馬、
東は若狭、南は丹波と大きな国だったんです。
JR嵯峨野線に丹波口という駅がありますがあの
辺りも丹波国だったのかもしれませんね。

一般的には出雲大社(杵築大社)より勧請されたと
なっていますが”出雲”と名乗っていたのはこちらの方が
古く、社伝には出雲大社が出雲大神宮より勧請されたと
されており”元出雲”とも呼ばれています。どちらが”元”
なのかは分かりませんが社名表は出雲大社の元宮司の手に
よって書かれたものだそうで関係は良好なのでしょうね。

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ただし社伝では逆に、出雲大社の方が当社より勧請を受けたとし、
「元出雲」の通称がある。社伝では、『丹波国風土記』逸文として
「元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す」
の記述があるとする[2](ただし、社伝で主張するのみでその逸文も不詳)。

出雲大神宮:Wikipediaより抜粋
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さて、一つ気になった発見は

ただの奉納された鳥居かと思ったのですが

『亀岡城 縁乃会』

亀岡城と言えば出口王仁三郎の大本教の聖地。
出雲大神宮の主祭神は大国主大神ですが後ろに
そびえる神体山の御蔭山は国之常立神(神話の根源神)
が祀られています。(元々の信仰の対象はこの山?)

大本教の御祭神は国之常立神です。ひょっとして
この鳥居を奉納されたのは大本教の信者さんかな?
なんて思ったりしました。何か深い縁があるのかも?

ココへ来ると本殿で参拝を済ませた後にまずはここ。そして

まるで天に登っていく白龍の様ですね。

この辺りには710年前後創建の古い神社が集中
している地域です。じっくり巡れば面白いと思います。

御祭神(主祭神)大国主命、三穂津姫命(大国主の后)

京都府亀岡市千歳町千歳出雲   丹波国一宮 出雲大神宮

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我が家のお役目『伏見稲荷大社』

2014年2月14日 / 山城の神社, 日々の話, 神社・歴史

昔、我が家のご先祖様がやって来た時に
その土地にはお稲荷様が祀られており、
今でも我が家に鎮座されています。

こうしてご縁が御座いますので毎年
我が家は伏見稲荷大社に参拝をする事が
恒例行事となっています(^^)

せっかく、ここまで来たので一眼レフカメラを
持ってくれば良かったなぁ…。少し後悔しました(^^;

今までに気付かなかった事に今日はふと目が付きました。

狐さんは鍵を咥えているんですよね。
巻物は見たことがありますが鍵は初めて見たような。
いえ、気がついていない?(^^;このお話は後ほど…

じいちゃんと息子は伏見稲荷大社一周(二時間コース)を
見事完歩致しましたが私と娘は適当な所で引き返しまして…
僕は麓の茶店でコーヒーを娘は鯛焼きを…(^^;

娘は千本鳥居を歩くのが結構楽しかったようです(^^)

先程の狐が鍵を咥えているお話です。家に帰ってから
調べてみますと稲荷さんには

『玉鍵信仰』

と言うものがあるそうです。玉は御霊(稲荷神『稲の神』)
鍵は穀物を保管する倉庫の鍵を表しているそうです。
ちなみに右側の鎮座する狐は玉を咥えています。
御霊と鍵を御守しているということなのでしょうか?

伏見稲荷大社の主祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)
です。字の如く、稲に関係の深い神様で伊勢でも御倉神として
祀られています。(倉稲魂命と稲荷神は同一神)

僕の勝手な解釈ですが倉の中に収められたモノを
手にするためには鍵を持って開けると…(^^)

稲荷神は山城一帯をおさめていた豪族秦氏の農業神です。
それがいつ倉稲魂命と結びついたのでしょうね?倉稲魂命は
伏見稲荷大社よりも伊勢の方が早くから祀られていたそうですが。

話しついでに丹後国二宮の大宮売神社の御祭神
大宮売神が祀られています。どんな

御祭神 宇迦之御魂(倉稲魂命と同じ)

京都市伏見区深草藪之内町68  伏見稲荷大社

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ここはホントの聖域だ!『天岩戸神社』

2014年2月8日 / 丹後の神社, 神社・歴史

 

福知山市大江町には元伊勢皇大神社(内宮)と
元伊勢豊受神社(外宮)があります。その奥宮
として天岩戸神社があります。この3つを
元伊勢三社といいます。

天岩戸と言うのは古事記などで出てくる天照大御神が
お隠れになられた岩戸隠れの伝説の場所です。
日本各地に比定地がありますがその中の一つです。

 

元伊勢皇大神社の裏手の道を下って行くとあります。
すぐ近くですので元伊勢皇大神社を一緒にご参拝されると
良いかと思います。

ここに参拝されるときに2つご注意して頂きたい事があります。
一つ目は谷に降りて行きますので足場が悪いのでヒールの様な
歩きにくい履物で行くと危険です。

二つ目はココは”神域”です。そして京都府歴史自然環境保全地域に
指定されています。石、草木など全てのものをココから
持ち去ってはいけません。

手付かずで自然がそのまま残っているような
雰囲気でとても厳かな気持ちになってきます。
ちなみに社殿の前を流れるこの川は”宮川”と言い
途中から”五十鈴川”と名前が変わります。伊勢と
全く同じですね。そして内宮、外宮、猿田彦神社…。
元伊勢と言われるだけはあると思います。

僕、個人的な感覚ですが丹後の神社の中でも特に
背筋がピンと伸びるような、そして清々しい気分に
なれる神社だと思います。ひょっとしたらココに
天照大神がお隠れになったのかも?と思えてくる
くらいです。機会がございましたら皆様も是非、
一度は参拝して頂きたいなと思う神社です。

御祭神 櫛岩窓戸命、豊岩窓戸命

京都府福知山市大江町佛性寺字日浦ケ嶽206-1 天岩戸神社

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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