カテゴリー「日々の話」の記事

垂れ幕を作ってみました

2020年2月5日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話, 羽毛製品

 

 

店頭で提げてみようかと思い
こんなのを作ってみました。

 

あまり知られてませんがと言いますか
ちゃんとPRしてこなかっただけですが…(^^;
この近辺で、あまり他店さんの事を
よく知らないので恐らくではありますが
北近畿でオリジナルの羽毛ふとんを
作っているところは弊店だけじゃないかと思います。

 

 

元々はオリジナル製のふとんを扱うと
カッコいいだろうなんてのもありましたが
従来の仕入れ品に対して色々と疑問が
あったんですね。昔は今以上に見た目の
見栄えを重視するところがあり良い羽毛を
ガッツリ詰めた膨らみ過ぎのモノも
多きありました。(使いにくいので
中身を減らすご依頼があります)

 

 

 

使いやすいモノ、長く快適に使えるもの
そういう事を考えて形にしした
『オリジナル羽毛ふとん』を扱いだして
14~5年くらいでしょうか?ハッキリとは
覚えていませんがそれくらい経ちます。

 

 

元々は松竹梅で3種類でしたが今では8種類
用途や予算などに応じてお選び頂けます。
合掛けふとんや肌掛けふとんを加えると
13種類になります。また、その都度、ご要望や
ケースバイケースでオーダーでお作りしています。

 

 

 

 

 

オリジナル羽毛ふとんを扱う事は
ハッキリ言うと手間です。考え出すと
キリがなくなりますし、同じ産地の
同じ農場の同じ品種の羽毛でも自然の
ものですからその年によって善し悪しが
あります。それによって価格や品質を
見比べて入り変えたりします。

 

 

メーカーさんの仕入品のみを扱って
いるとそういう事はあまり考える事は
なかったかと思います。しかし、
知ってしまうとそうはいかなくなって
しまいます。

 

 

 

中身は当然の事として
どんな生地を使うのか?どれだけ詰めるのか?
縫製はどうするのか?で同じ羽毛を使ったと
してもその製品は全然異なったものとなります。

 

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

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桃太郎はホントに正義だったのか?

2020年2月3日 / 丹後の歴史, 日々の話

今日は超久しぶりの歴史の話です。

 

 

 

 

 

小6の女の子が200冊もの鬼伝説に纏わる著書を読み比べて
本を出版した事をご存知でしょうか?
「桃太郎は盗人なのか? ~『桃太郎』から考える鬼の正体~」
(新日本出版社、本体価格1500円で販売中)
タイトルが凄く興味深いですよね。

 

 

僕たちが知ってる桃太郎は勧善懲悪・忠孝勇武
悪の限りを尽くしため込んだ財宝を取り戻す!
それが一般的なストーリーですよね。ところが…
読み比べて女の子が気付いたのは

 

 

(1)江戸~明治初期は、鬼から宝物を奪っている
(2)明治末ごろから、鬼がみずから宝を差し出すようになっている
(3)昭和になると優しい鬼が出てくる

 

段々非力になってますね(^^;

 

桃太郎盗人説というのがありましてそれを
唱えたのがなんと福沢諭吉!鬼は強盗であると
言います。忠孝勇武の物語は水戸学派の考え方が
影響している様です。

 

 

さて、丹後にも鬼伝説が三つあり
『酒呑童子』『陸耳御笠』『英胡・軽足・土熊』が
絶対的な悪として源頼光、磨呂子親王などに
討伐されました。果たしてこの丹後の鬼達も
ホントに悪だったのだろうか?

 

 

大江山の周囲の集落では節分の時に
『鬼は~内!』と言って豆をまく地域や
特定の家があります。鬼といっても
立場が違えば正義にでも悪にでもなるのです。

 

 

我家は数年前から鬼を追い出すのを辞めました(^^)

 

 

 

 

同時に豆まきも現代風に!
後で美味しくいただきます(^^)
皆さん、豆まきはもうお済ですか?

 

 

 

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技能士講習会へ行ってきました。

2020年1月23日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 日々の話, 綿製品

定期的に年数度、講習会へ参加しています。
腕利きの職人さんから教えて貰う技術は素晴らしい
ものがあります。

 

 

 

 

今回は原綿から製綿される過程です。
原綿は一番手前。プレスでガチガチに固めて
日本へと送られてきます。

 

 

原綿から綿を解し、種やガラ、などのゴミを
取り除いていくと白くふんわりとした綿の
状態へなります。この仕事は製綿といいます。

 

 


 

 

こんな機械によって最終的にはシート状の
綿になります。そこからがふとんを仕立てる
職人さんの仕事です。

 

 

 

今回の講習は凄く勉強になりました。
今まで同じ事を何度も指摘されてるのですが
多分、自分がそれを理解できるまでには
至ってなかったのでしょう。今回は頭に
シッカリと入る事がいくつもありました。

 

 

 

 

コツを掴めたので掛けふとんの綿の入れ方が
以前より少し上手くなったかと思います。(^^)
技能士になって4年。まだまだ道のりは長し!

 

 

このふとんは講習会の練習用に最後の残りの
生地で作ったものです。残り生地ですが
中綿は良質なメキシコ綿100%、3㎏入りです。
綿ふとんとしては軽めに作っています。
裏地もいい生地を使っています。通常価格
よりもお安くして販売しようと思っております。
ご興味ありましたらショーウィンドウ見て下さい。

 

 

 

これはふとん屋としての意見ですが
羽毛原料の価格が高騰してきているのにも
関わらずビックリするような安さで羽毛ふとんが
出回っています。『羽毛ふとん=軽くて暖かい』
これが一般的な羽毛ふとんへの認識だと
思いますがあんりにも安価なものは確かに
軽いですが暖かいのか?保温力があるのか?
また、安価な製品は側生地がほぼポリエステルを
使っていますので羽毛ふとんの良さである
湿気を吸収しそとへ放湿する機能を阻害してます。
羽毛の質も良いとは言えません。

 

 

そういう、羽毛ふとんを使うのであれば
僕は綿ふとんをおススメいたします。
保温力もあり、身体へも沿います。
ちゃんとした職人さんが手仕事でいい素材を
使って作ったものであっても安価な羽毛ふとんと
大して変わらない価格で買えます。

 

 

 

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各種クレジットカード・PayPay対応

ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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