桃太郎はホントに正義だったのか?

2020年2月3日 / 丹後の歴史, 日々の話

今日は超久しぶりの歴史の話です。

 

 

 

 

 

小6の女の子が200冊もの鬼伝説に纏わる著書を読み比べて
本を出版した事をご存知でしょうか?
「桃太郎は盗人なのか? ~『桃太郎』から考える鬼の正体~」
(新日本出版社、本体価格1500円で販売中)
タイトルが凄く興味深いですよね。

 

 

僕たちが知ってる桃太郎は勧善懲悪・忠孝勇武
悪の限りを尽くしため込んだ財宝を取り戻す!
それが一般的なストーリーですよね。ところが…
読み比べて女の子が気付いたのは

 

 

(1)江戸~明治初期は、鬼から宝物を奪っている
(2)明治末ごろから、鬼がみずから宝を差し出すようになっている
(3)昭和になると優しい鬼が出てくる

 

段々非力になってますね(^^;

 

桃太郎盗人説というのがありましてそれを
唱えたのがなんと福沢諭吉!鬼は強盗であると
言います。忠孝勇武の物語は水戸学派の考え方が
影響している様です。

 

 

さて、丹後にも鬼伝説が三つあり
『酒呑童子』『陸耳御笠』『英胡・軽足・土熊』が
絶対的な悪として源頼光、磨呂子親王などに
討伐されました。果たしてこの丹後の鬼達も
ホントに悪だったのだろうか?

 

 

大江山の周囲の集落では節分の時に
『鬼は~内!』と言って豆をまく地域や
特定の家があります。鬼といっても
立場が違えば正義にでも悪にでもなるのです。

 

 

我家は数年前から鬼を追い出すのを辞めました(^^)

 

 

 

 

同時に豆まきも現代風に!
後で美味しくいただきます(^^)
皆さん、豆まきはもうお済ですか?

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

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“桃太郎はホントに正義だったのか?” への2件のフィードバック

  1. 印刷ヨメ より:

    これはなんとも興味深い。。論文レベルのはなしですね。
    私も時々思うんですが、大江山にも鬼伝説ありますよね。
    鬼の博物館も行きましたが、あの日本中にある伝承の「鬼」とは実際のところ何ものだったんだろうと思うんです。
    「鉄」を扱う技術を持った、外国の人だったんだろうかとか。
    夢と妄想が広がるんですよ 笑

    • ふとん屋@五代目 より:

      印刷ヨメさん

      博物館に行かれたんですね!鬼はまつろわぬ民(朝廷に従わない)とか
      大江山では製鉄に従事してたタタラの民なんて言われますが
      どうなのでしょうね?大江山の麓に住んでたおばあちゃんは
      ウオッカ大好きの漂流してきたロシア人だと言ってました( *´艸`)

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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