寝具製作事例No.191『和晒二重ガーゼシーツ』
2022年8月22日 / えびすやにあるもの, カバーリング
折角、和晒二重ガーゼの生地を仕入れてみたので
寝具製作の合間を縫って作ってみました。
結構、組成が綺麗な良い生地です。これをワンウオッシュ掛けてみると
しわしわになり、柔らかく肌触りが良くなりました。
うん。凄く良い感じです(^^)
ちなみに
織りあがった生地には不純物がたくさん含まれており
晒という工程でそれを取り除きます。それには和晒と洋晒というのが
ありまして簡単に言いますと和晒は生地に負荷を掛けない
手間暇(3~4日かかります)かかる伝統的(300年の歴史があるそうです)な技法
一方、洋晒は短時間で処理する大量生産向きの技法です。
このガーゼは和晒という生地に負荷を掛けない伝統技法で
晒した生地を使っています。生地に負荷を掛けていないので
洋晒よりも生地が強く、毛玉も出来にくいのが特徴です。
知らなかったのですが調べてみると吸水性や渇きも良いそうです。
手ぬぐいなんかは和晒じゃないかな?と思います。たぶん。
手拭きや布巾に使うにしても吸水性が良さは大事ですからね!
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