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聖徳太子の異母弟が建てた『一宮神社』

2014年2月24日 / 丹波の神社, 神社・歴史

国道9号線で福知山の自衛隊駐屯地辺りを
通り過ぎる時、チラッと見えます。前々から
気になっていた神社です。

行ってみたら意外に大きな神社でして

立派な能舞台まであります。この能舞台を調べて
みると安政4年に朝暉神社境内に藩の普請方に
よって建立されたものを明治7年に一宮神社に
払い下げられ、一宮神社内に移築したそうです。
能舞台が払い下げられる事ってあるんですね(゚д゚)!

境内には摂社、末社が沢山あり、しかもシッカリと
した社殿ばかりです。

 

タイトルの通り、709年に聖徳太子の異母弟で
ある麻呂子親王によって建立されたという古社です。

麻呂子親王といえば大江山の鬼伝説、間人の立岩に
土熊と言われる鬼を閉じ込めた丹後の歴史と縁の深い
人物です。丹波~丹後に掛けて麻呂子親王に関わる
話は沢山残っています。

この地域は”宗部”(そが)と言われた地域です。
蘇我氏を連想させる地名です。蘇我氏といえば
聖徳太子を支援した大氏族ですから、この辺りは
当時、蘇我氏の影響下にあったのかもしれません。

日本の鬼の交流博物館のHPにこんな事が書かれています。

麻呂子親王伝説を書きとめた文献として、最古の
ものと考えられる「清園寺古縁起」には、麻呂子
親王は、十七才のとき二丹の大王の嗣子となった
とある。

ニ丹の大王の養子になったんでしょうか?ニ丹の大王とは
誰の事を指しているのでしょうか?”丹”と言うのは水銀を
指していて、製鉄に繋がるかと思います。麻呂子親王が丹後
のタタラ集(鬼とされた製鉄技術を持つ人達)を制圧して、
血縁を結び、新たな丹後の支配者となった。と言う事なの
でしょうか?

よく意味が分かりませんが麻呂子親王と言うのは謎の多い
人物のようですね。

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大豆じゃなくてピーナッツでしょ!

2014年2月4日 / 丹後の歴史, 日々の話, 神社・歴史

昨日は節分でした。皆さんは豆まきを
されたでしょうか?

我が家では僕が物心つく時から豆まきの豆は

『ピーナッツです』

汚れないし、湿気らないのでオススメです。
ひょっとして我が家の豆まきは邪道ですか?(笑)

この日、子供たちの保育園でも節分の豆撒きが
行われました。娘を保育園に送り出すときに
こうお話をしました。

『みんな鬼は悪いって言うけど、ホントは優しいんだで。
だから、今日の豆まきはそ~っと投げてあげてーよ。』

丹後には所々、『鬼は~内!』と豆まきをする(しない?)
地域や家があります。鬼は地域の住民に悪さをして暴れると
いう事で征伐されたと昔話では言われています。

でも、鬼は額面通りにホントに悪者だったのでしょうか?
鬼を指しているのは『鉄の民』鉄を扱う人々だと
言われています。火を扱いますから顔も鬼の様に赤黒
かったのでしょうか。

鬼退治伝説の元は丹後の民が持つ製鉄技術の争奪戦であり、
それに負けた丹後の鉄の民が鬼として悪者にされて
しまったのだと思います。色々と諸説や見方はあるとは
思いますが単純に『鬼=悪』とは思えないので思わず娘に
そう言ってしまいました。

 

丹後には主に大江山を中心とした3つ目の丹後の鬼退治伝説
があります。その中で一番新しいもの源頼光の鬼伝説の中で
源頼光に撃たれた酒天童子(鬼)の最後に発した言葉

『鬼に横道なきものを』

鬼は人を騙したりしないという意味です。また、
丹後では豆撒きをしない家というのがあり、それは
『鬼に助けられた』から豆撒きをしないそうだ。

 

鬼は悪者どころか心優しき者なのかもしれません。
鬼も福も家の中で良いじゃないですか?(^^)

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