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寝具製作事例No.175『合掛けふとんのススメ』

2022年2月15日 / えびすやにあるもの, 掛ふとん, 羽毛製品

羽毛ふとんは既に大半の方がお持ちですが
案外持っておられないのが”合掛けふとん”
これはあればとても使い勝手の良いふとんです。

今回は羽毛掛けふとんのリフレッシュ&リフォームという形で
厚みを変更して合掛けふとんと肌掛けふとんをお作りさせて頂きました。

合掛けふとんは夏と冬の秋や春に活躍します。
掛けふとんを夏以外の冬にずっと使うケースがありますが
気温が高くなるとどうしても蒸れます。蒸れるという事は
それだけ汚れをはじめダメージも受けるという事になります。

 

肌ふとんでは寒すぎる。でも掛けふとんでは蒸れる。
そういう時に使います。ホントに丁度良い加減なのです。
おススメです。また夏場、ご主人がエアコンをガンガンに
効かせてしまうので奥様が寒い目をしてしまう…。
そんな時にも合掛けふとんはおススメです。

そしてもう一つメリットがあります。
掛けふとんを使う時期が短くなりますので
掛けふとんの寿命が延びます。

是非、合掛けふとんお使いください。
ゴールデンウィーク辺りから重宝しだしますよ!

リフレッシュの時は自分がお願いしたレシピで
どんな感じで回復したのかを確認するのにふとんを押してみたり
放置して確認しています。羽毛リフレッシュは一枚一枚どれも
状態や品質がバラバラですので目利きがとても重要です!

えびすやの得意な仕事

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羽毛ふとんを買う時の大事なポイント

2021年12月9日 / 寝具のこと, 羽毛製品

年の瀬が迫り、寒くなってきますと
通販や寝具売場では冬用の寝具をよく見かける様に
なってきます。そこで売り場や紙面のスペースを
沢山とるのが羽毛ふとん。

 

羽毛ふとんは安いのは1万円を切るかと思えば
百貨店に行けば100万円を超える羽毛ふとんもあります。
一体何が良いのか分からなくなってしまいますよね(^^;

 

 

 

中身の羽毛の品質や縫製の仕方など羽毛ふとんを
構成する要素は沢山ありますがまずは簡単に解るのが

 

 

 

 

側生地が何で出来ているかです。
最近、手頃な羽毛ふとんは殆どがポリエステル製です。
綿15%、ポリエステル85%なんてのが多いですね。
ポリエステル100%と言うのもよく見かける様になりました。

 

 

 

ここ数年、羽毛の相場は様々な要因によって徐々に相場が上昇しています。
ちょっと前に羽毛の産地偽装の問題の根底もコストを下げる為です。
このポリエステルの側地を使う事の目的もコストを下げる事です。綿100%と
ポリエステルの側地では値段が全然違います。

 

 

最近、よく見るパワーアップ加工。羽毛本来の力を引き出す加工と
いう訳ではなく輸送コストを下げる為にカンカンに圧縮してコンテナに
詰め込む為、羽毛が圧力でつぶれてしまっているのです。それを
スチームなどで復元させる為の工程です。同じメーカーが製造していても
グレードの高い羽毛ふとんでは行われていない加工です。コストよりも
余計なストレスを掛けない事を考えての事なのでしょう。

 

 

 

 

企業努力でコストを抑える事は必要な事ではあると思います。
しかし、専門店としては眠りを邪魔する寝具は販売したくないのです。
えびすやでは綿100%の側地のみを扱っています。
ポリエステル製の生地よりも値段は高くなります。
綿100%のものを使う事に意味があります。

 

 

ポリエステル製生地は

 

 

◎吸湿性が無く、通気性が悪い。
◎そのため長所である調湿性が生かされない為、羽毛の良さが死んでいる

◎生地から羽毛が噴出しやすい
◎蒸れやすく、生地表面がベトつきやすい。
◎静電気が起きやすい。

 

 

 

値段が安い、軽いといったメリットはありますがおススメは
出来ません。また、コストを抑える事が目的ですから
羽毛も品質の良いものが入っているとは考えにくいのです。
そうなってくると羽毛も成熟度が低く壊れやすい物や
臭いがきつかったり(洗浄不十分・未成熟ダウンの使用)
するケースもあるでしょう。そうなると保温力も低くなります。

 

 

 

価格最優先で購入されるのであれば
ポリエステル製の生地を使用された羽毛布団を
買うのも良いかと思いますが日々の温かさ、快適さを
求めるのであればおススメ出来ません。最低限、綿100%
の製品をお勧めします。しかし、綿100%だからといって
必ず良いというわけではなく一つの最低限の目安です。
中身の羽毛の質、側生地の重さやフィット感、縫製の仕方などに
より寝心地は全然変わってきます。

 

 

 

安さには安さの訳がある事をご理解ください。

 

 

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寝具調整事例No.68『ホントに羽毛ふとんで寒さが解決出来るのか?』

2021年11月13日 / えびすやにあるもの, 寝具調整事例, 掛ふとん, 羽毛製品

『寒くて寒くて…羽毛ふとんが欲しいのです』

 

 

寒さの改善=羽毛ふとんとイメージをされる方が多いのですが
果たしてホントにそうなのか??今回もそのケースでした。

 

 

話を伺うとポイントは3つ

 

 

①スプリングマットレスで寝ている
②薄いポリエステル綿入りの敷パットを一枚
③特別寒がりなタイプではない

 

 

①②はセットになっていることが多いです。
スプリングのマットレスは中が空洞です。ですので冷気が
通りやすくなります。にもかかわらず薄いパット一枚では
保温力が全然足りていないのです。マットレスを買った
販売店さんでサービスで付けてくれたりこれで十分と
仰られたと言われるお客様が多いですが全然十分ではありません。
③の寒がりでなくともこれは当然寒いですし、気温がグッと
下がり始めたころは特に身体が付いて行っていないので
追い打ちをかける様に寒くなります。

 

 

この場合は羽毛ふとんで上掛けで対応することも大事ですが
まずは敷寝具を改善する必要があります。ですのでここは
羽毛ふとんよりも敷寝具の改善を優先するご提案をしました。

 

 

 

 

ウールの敷パット+パシーマパットシーツを
おススメさせて頂きました。ウール敷パットは
オリジナル仕様でタップリとウールを使っています。
縫製の仕方に工夫をしモチモチとしてて
通常のウールの敷パットと比べてへたり難い様に
仕上げたえびすやオリジナル製品です。

 

 

羽毛ふとんもお話を聞く限り、あまり良い状態では
なさそうでしたがまずは敷寝具の改善を先に行い
様子を見ていただく事になりました。

 

 

掛けふとんに原因があるかと思っていたら
実は敷寝具…。結構多いケースですので敷寝具は
シッカリと整えましょう。寝心地が一気に改善されます!

 

 

 

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