カテゴリー「丹後の古墳・史跡」の記事

人の暮らしがあった場所

2014年8月22日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

田舎なら何処にでもある事だと思います。
山の中にあった集落から人が居なくなり廃村になる。

丹後では丹後半島の中央の山間部にそんな
集落がたくさんあったのです。教えてもらった話では
大半が平家の落人の郷じゃないか?と言われています。
実際に落人伝説が残る地もあり、『平家』なんて
集落もありました。(今は廃村)

細川ガラシャが隠れ住んだと言われる弥栄町
味土野の女城あとの帰りに小杉駒倉(村影弥太郎の集落紀行様)へ
行ってみようと府道75号線の分岐点に来ました。

丁度、mapの目印が付いているT字路です。ここを真っ直ぐに行けば
小杉・駒倉の集落跡を通り、宮津市の上世屋に抜けれるはずですが…

えっ!府道ですよね?(゚д゚)!

『舗装されてないんですか???』

軽自動車がやっと通れる道にガードレールは無さそうで
しかも未舗装…これはちょっと怖くて行けませんね。(><)
ただ、伐採した材木を運搬するトラックは通っているようです。

丹後の廃村になった集落というのは昭和38年に丹後を襲った
38豪雪が原因となり山を降り始め、廃村になった地域が沢山
あります。廃村になって50年近くなるわけですから生活道路
として使われる事もなく荒れ、また山間部なので土砂などで
崩れてしまっているのかもしれません。

行けなかったのは残念ですが他の気になるこの辺りの”丹後”は
しっかりと見てきましたので(^^)またレポートをしたいと思います。

もう、自然に飲み込まれてしまうのも時間の問題。
そんな軽トラックを見つけました。

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大宮町の集落、明田の意味は?『心木神社』

2014年7月11日 / 丹後の古墳・史跡, 丹後の神社, 神社・歴史

先日、小雨の中、1年ぶりに参拝をしてきました。
この神社の彫刻は惹かれるものがあり、この神社が
好きな理由なのです。

惚れ惚れしちゃいます?

この神社の面白いところをもう一つ。
両脇に抱える摂社が両方共、稲荷神社なのです。

主祭神は何故か不明だとか。元々の心木大明神は
近くにある寺(高原寺)に10センチくらいの金像があり
その裏面に心木大明神と書かれており心木神社のご本尊
なのでしょう。もろ神仏一体ですね。

ちなみに奥側にある稲荷神社は瘡守(かさもり)稲荷神社の
瘡は皮膚病や性病を表しているそうでそういった病に対して
ご利益のある神社だそうです。(全国的にあります)

よく拝見させていただいる丹後の地名様のサイト(物凄く詳しいです)
を見てると訪丹『丹後半島の旅』という澤潔さんが書かれた著書に
明田の事が書かれているとかいてありました。

偶然ですが安くで売りに出てるのを偶然見つけていつか
役に立つかもしれないと思い、買っていたのです。(^^)

早速、調べてみますと澤潔さんがおっしゃるには
明田の『明』はアゲを意味し、高い場所を意味し
『田』は田んぼの田。高い場所にある深くない良い田と
いう意味だそうです。

その続きに面白い記述があり・明田の小字に『入谷(にゅうだに)』
という所がありにゅうと言うのは丹生。水銀を意味します。ここで
水銀がとれたのです。

江戸時代この辺りが久美浜代官所の直轄領であり、年貢の3割を
水銀で治めていたとの記録が残っています。明田は水銀の生産地だった
可能性が高いということですね。

中郡誌稿には久住から別れて出来た集落で木積神社と同神と書かれています。
心木神社は木積神社系の神社になるのでしょうかね??

御祭神 不明(心木大明神)

京都府京丹後市大宮町明田小字奥地  心木神社

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クッキリと石室が残る知られざる古墳『新戸古墳』

2014年3月19日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

以前より、丹後の歴史に詳しいお友達から
面白い古墳があるよ!と『新戸(しんど)古墳』
を教えて頂いていたのですが半年ほど前に
登った時は何処にあるのか見つけることが
出来ず、今日が二度目のトライアルです!

立て看板がありますのでこの辺りにある事は
解るのです。小山自体が古墳なのでしょう。
でもその古墳のどの位置に石室があるのかが
分かりません。竹に服を引っ掛けながら探し
回ること15分。やっと発見!!

萌え萌えです(? _?)

いや~!テンションが上がります!
中にも十分に入れそうなので入ってみると

石組みもしっかりしてます!

僕が小学生だったら絶対に秘密基地に
してますね!ガスコンロ持ち込んで
湯を沸かし、カップラーメンを食べて。
あと、寝袋を持ち込むのもありかな!
焚き火もしたいなぁ…。と思ってるだろうな(^^;

暗いのでフラッシュで撮影してみると
なんと石棚があります。どうもここが
祭壇だったそうです。

奥行きは3mくらいしょうか?これだけ
立派で綺麗な状態で残っていても羨道(えんどう)と
言われる石室と入り口を結ぶトンネルのような部分の
大半は破壊されている様です。

この石室は丹後最大級の巨石横穴式石室で
雲珠、轡鏡板、切子玉、管玉、勾玉、金銀環などが
見つかっている。きっと特別な人物が埋葬されている
のでしょうね!

京都府京丹後市大宮町奥大野 新戸古墳(前方後円墳)

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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