カテゴリー「丹後の古墳・史跡」の記事

『雪景色の神体山』元伊勢皇大神社~天岩戸神社と日室ヶ嶽遥拝所

2015年1月5日 / 丹後の古墳・史跡, 丹後の神社, 神社・歴史

皆様は初詣に行かれたでしょうか?
僕は毎年のことですが丹後の神社を行き倒します( ̄ー ̄)ニヤリ

ここ数年に必ず行くのは丹後一宮籠神社
元伊勢皇大神社へはほぼ行っております。今年の
三ヶ日は大雪だったせいかどこも例年よりもちょっと
参拝者が少ないようですね。


元伊勢皇大神社もなかなかの積雪量ですから
参拝が終わればそのまま参道を引き返すのですが
ここまで来たらそうは行きません!天岩戸神社へ
行かないと収まりがつかないじゃないですか


でもさすがにこんな日ですからみんな
来てないですね(笑)でも、こんな日に
わざわざ参拝すると神様はご褒美をくれます(^^)

雪化粧の美しい日室ヶ嶽!
綺麗なピラミッド型をした崇敬の厚い神体山です。
頂上には人工的に作られたような磐座があり
UFOがよく目撃されるとも言われる不思議な山です。

別名”岩戸山”と言われ天岩戸神社のご神体山で
天照大御神が最初に降臨した場所とも言われる
神域ですから禁足地になっています。
(ただし西側から登ることは可能だそうです)

こんなに綺麗な日室ヶ嶽を見られるなんて嬉しいですね。(^^)

そして天岩戸神社へと向かうと
氏子さん達が迎える準備をして待っててくれる
じゃありませんか!こんなに雪がふるのに綺麗にすかして。

とても神秘的な雰囲気が漂います。
以前から気になってたのですが天岩戸神社の岩戸は
一体何処にあるのか?火の番をしていらした
氏子さんに教えてもらいました。

天岩戸神社の脇を流れる五十鈴川の一番奥、
天岩戸神社の向かいはこんな池の様な感じに
なっています。この日は雪で滑って危ないので
社殿まで参拝はしておりませんがそこまで登れば
この奥に川を塞ぐような感じで大きな磐が
鎮座しているそうです。これが天岩戸だとか?

今度行く時には写真に収めてきたいと思います。

※この辺りは人里が近い場所にもかかわらず原生林が
のこり、岩場には絶滅危惧植物が岩場などにも多数生息し
学術的にも大変貴重な場所です。草木一本、石ころ1つ
持ち帰っては行けません。
これも神域として長きに渡り
大切にされてきたからではないでしょうか?

御祭神 櫛岩窓戸命、豊岩窓戸命
京都府福知山市大江町佛性寺字日浦ケ嶽206-1 天岩戸神社

御祭神 天照大御神
京都府福知山市大江町内宮字宮山217   元伊勢皇大神社

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神聖なる稲刈り『月の輪田』

2014年10月18日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

今朝、早くに たなち~母ちゃん から連絡を貰いました。

『知ってる?今日は月の輪田の稲刈りやで!』

子供を保育園に送ったら急いで月の輪田に向かいました。
丹後には色んなスポットがありますがその中でも月の輪田は
特に好きな場所でもあります。

月の輪田に向かう前に比沼麻奈為神社の豊受大神の所へ
行ってから月の輪田に向かいました。

新しく石碑が出来てますね。ここは豊受大神が元々、鎮座されてた
神社と言われております。

そして、月の輪田へ!もう、稲刈りが始まっておりました。

古代米がたわわに実っております。
これも五穀豊穣の神、豊受大神のお陰でしょう!
今年は日本各地、豊作のようですね(^^)

こちらは月の輪田。
先程の隣の田との違いにお気づきになられました?
お話を聞くと稲の穂の育ち方が全然違い、完全に稲が
寝てしまってるそうです。月の輪田の稲の方が高く
伸びてるのです。畦を1つ挟んでるだけなのにこの違い…
これも神がかり的な力なのでしょうか?

僕はそう合って欲しいな!と思っております(^^)

月の輪田の隣から二本松稲荷神社に祀られる
稲荷大明神がそっと見守っております。

やっぱし、神聖なるお米は稲木干しですよね!
今年も伊勢の内宮におられる豊受大神の元へこのお米が
届けられるのかどうかはわかりませんが豊受大神は
きっと故郷の美味しいお米を食べたがっているんじゃ
ないかと思います(^^)

月の輪田の事は書いておりませんが月の輪田復活の取り組みに
ついてはこちらのHPにて紹介されていますので是非、ご覧ください。

京都府京丹後市峰山町二箇小字二本松   月の輪田

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土蜘蛛が眠る場所でゴミ拾い『立岩』

2014年9月29日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

昨日は京丹後市商工会青年部主催のイベントで
京丹後市内の小学生たちと海岸清掃をしてきました。
砂の上というのはなんと歩きにくい事でしょう…(^^;

疲れますね。そして日差しもつよいし…。
帰ってから仕事をするつもりが居眠りしてしまいました。

先日の台風の影響なのでしょうか?
例年に比べて目立ったゴミが少なめのようです。

休憩中の一コマ。
地元の少年野球チームのみんながユニフォームで
参加してくれました(^^)我ながら良い写真かと

これが『立岩』です。丹後の歴史的名勝ですね。

何故なのか?ここには『土蜘蛛』と言う鬼が封じ込められ
眠っている場所です。土蜘蛛は丹後の鬼伝説の鬼にあたります。
表向きには鬼は里に降りてきて悪さをする悪の象徴の様に
言われますがそうではありません。鬼は製鉄技術集団の事を
指しています。鬼の顔が赤いのは製鉄に火を使うからです。
丹後の製鉄技術を奪いに来たのです。

鉄の民。製鉄集団です。鬼が金棒をもってますね。
鉄を持ってるって事なのでしょう。

伝説上は…

大江山に、英胡(エイコ)・軽足(カルアシ)、土蜘蛛(ツチグモ)の
三鬼を首領とする多くの鬼が棲み、丹後はむちゃくちゃに
なっていた。そこへ聖徳太子の異母弟、麻呂子親王が鬼退治に
やってきたわけです。

土蜘蛛以外の鬼は討ち取られてしまいました。土蜘蛛は生け
捕りに…土蜘蛛は他の仲間の助命を懇願した。そこで出された条件。
一晩のうちに七体の薬師如来像を安置する寺を立てたら命を
助けるという。土蜘蛛は7つの寺を建て、その後この岩に封じ
込められたのです。

立岩のある丹後町間人(たいざ)。穴穂部間人皇女にちなむ地名です。
この皇女は聖徳太子の母です。蘇我氏と物部氏との対立を避けて
ここへやってきたとも言われています。丹後というのは物部氏が
繁栄していた土地。麻呂子親王が攻めてきて薬師如来像を安置
する寺を建てさせました。鬼退治伝説の側面には仏教を巡る
攻防戦もあったのかもしれませんね。

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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