カテゴリー「掛ふとん」の記事

寝具製作事例No.194『新しいふとんは暖かい』

2022年11月23日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例, 掛ふとん, 敷ふとん, 綿製品

 お仕立てする場合3:1くらいの割合で敷寝具を仕立てる事が多いのですが今回は敷ふとん・掛けふとんのセットの組ふとんです。

 

 

 

 

 

 綿ふとんって暖かいってご存じですか??冬、綿ふとんに寝ると冷たいと仰られる方がいますが本来はそうではありません。ヘタると空気を含めなくなるのと綿は吸湿性には優れますが放湿性がちょっと弱いのです。なのでふとんが干せず気温の低い冬はふとん乾燥機を使われると良いでしょう。冷たい煎餅ふとんに、湿気をたくさん含んだヘタった掛けふとんを使っていてもそれじゃ暖かくありません。

 

 

 

 今のところ、今年は例年になくまだ暖かいです。現時点で電気毛布を使うなんてのはやめましょう。と言いますか寒くなってきても使うことはおススメしません。身体の外部から加温することで体温調節機能が衰えますよ。本来、深部体温を下げ身体を休める時に加温すると身体が休まらず、自律神経も乱します。睡眠の邪魔をしてしまいます。自分の体温を逃がさず、睡眠時の発汗を吸収出来る自然素材の寝具を使いましょう!なのでアクリルの掛け毛布や敷パット…。化繊系のものは…。

 

 

 

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寝具製作事例No.187『劣化した生地の羽毛ふとん』

2022年8月3日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

寝具のクリーニングにおいて
『洗う劣化』と『洗わない劣化』があると
僕は考えています。例えば前者であれば
縮ませてしまったり、風合いが変わったり
また、羽毛ふとんでは洗う事で膨らみが減る事もあります。
そんなのが挙げられると思います。

 

 

今回の事例は後者です

 

 

 

これは弊店がオリジナルで製作した羽毛のこたつふとんです。
こたつの天板したあたりは全く汚れもヘタリもないのですが
問題は人が入る場所。そこでコーヒー飲んだり食事したり…。
汚すわけです。その汚れをずっと放置すると酸化して生地が
硬化してしまい弱ってきます。

 

 

これは普段使いの羽毛ふとんでも襟元が黄ばみ
生地がゴワゴワしてたりすることがあります。

 

 

生地が硬くなったところがカバーと摩擦して生地が
ダメージを受けていた状態でしてクリーニング依頼を
受けたのですがこういう場合はすでに破れがあったり
弱っている事がよくありますので洗うと危険が伴います。

 

 

その点を了解を頂き、業者さんにお願いをしましたが
吹き出しはありませんが生地が薄くなってる箇所が…。
やはりダメージは受けております。

 

 

本来は黄ばんで生地がごわついている様な酷い汚れの
場合は完全に汚れは取れにくいですし、羽毛リフレッシュ
おススメします。今回は少しでも現状で長く使える様に
とのご要望でさせて頂いています。

 

 

で今回は!補修生地を使い生地が弱り穴があきそうな箇所を
補修・補強しています。
ここでポイントはの補修布の角は取っておくという事。
角があるとそこから剝がれだします。
張り付ける時はあて布をちゃんとしましょう。

 

 

 

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寝具製作事例No.185『羽毛ふとん再生のススメ』

2022年7月21日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

 

 

昨年のちょうど今頃、同じ羽毛布団をお預かりしてリフレッシュを
させて頂きました。それと同じ羽毛ふとんをお預かりし
同じ仕様でお仕立てさせて頂きました。

 

 

羽毛をリフレッシュをする際、弊店はプレミアムダウンウオッシュ
採用しております。ふとんを丸洗いする形のウオッシュで
あったりスチームを充てる、洗浄はせず新しい側生地に入れ替え
足し綿のみ等リフレッシュと言ってもそれぞれ仕様が異なります。

 

 

解体し羽毛を取り出し、専用の機械で洗浄・除塵を行なわないと
思う様に羽毛が回復しません。特に使用年数が長ければ長いほど
回復が難しくなります。

 

 

今回、リフレッシュあたり従来品との仕様変更は

 

◎マス目を20マス→30マス
◎羽毛の充填量を減らす
◎側生地をシルク混→綿100%

 

 

羽毛充填量が多く、マス目の数が少ないので
身体に沿いにくい状態であったこと、シルクと
ポリエステルの混紡である為、生地の劣化による
吹き出しが早い事(今回は羽毛の吹き出しがある為に
リフレッシュのご依頼)を改善するために

 

綿100%の軽量のサテン生地を使い
新毛を足した上で充填量をいくらか減らし
従来よりも軽く、フィット感があり
羽毛を洗浄することで嵩が回復し
保温性を取り戻す処置をしております。

 

 

通常のリフレッシュは値段によって決められた
コースから好きなものを選び、規定で決められた
範囲内でリフレッシュが行われます。しかし…。
リフレッシュというのは千差万別の状態で
依頼を受けます。夫婦で同じものを使っていたとしても
劣化の仕方、汚れ方が異なります。だから
目利きを行い、要望を加えながら仕上げ方を
変える必要があるんじゃないか?とえびすやは
考えております。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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