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よく風邪を引く人には共通の原因がある

2023年12月19日 / 寝具のこと, 睡眠改善

 えびすやに来られるお客様は今、何らかの形で眠りに困っておられる方が多く来られます。相談内容は色々とあるのですが今日はその中の一つの話を書いてみたいと思います。その一つとは…

 

 

『何故かよく風邪をひくんです…。』

 

 

風邪をひくといっても色々と原因はあるとは思いますが寝具が影響している場合があります。そして、寝ている間の事なのでそれになかなか気づきにくいのです。僕が寝具においてかなり重視しているのが『睡眠時の発汗について』です。よく、睡眠時にはコップ一杯(200㏄)の汗をかくと言われていますが実際はもっと多い様な気もしますが結構な量をかいています。その寝ている間に汗はどこに行くのか?という事を考えたことがありますか?実はこれ、かなり重要な話なのです。

 

 

汗は特に睡眠時の一回目のサイクル(約90分を1サイクルとして、レム睡眠~ノンレム睡眠を4~6回繰り返す)時に一気に発汗をして深部体温を下げ深い眠りへと入っていきます。サイクルの深い眠りに入る時に発汗で体温を下げます。この時に寝具の素材によって寝床内に水分が残ってしまうのです。水分が吸収されるのは綿、ウール、羽毛などの自然素材、水分が吸収されずに残ってしまうのが石油来のポリエステルやアクリルなどです。

 

 

よく、子供や男性がふとんを蹴飛ばしていることがありますが蒸れるとこうなります。冬にやってしまうとそのまま冷たい外気に冷やされて風邪をひきます。蹴飛ばさなくても寝床内に水分が残っていると一日の最も寒い深夜2~4時くらいにふとんが外気によって冷やされ、寝床内が冷えてきます。分かりやすく言うと濡れたタオルを冷蔵庫に入れるとキンキンに冷たくなりますが乾いたタオルを入れててもそんなに冷える事はありません。これが身体を冷やし風邪をひく原因になってしまいます。寒いからといって今度は電気毛布を使っている方もおられます。これはこれで、体温を下げるべき時に下げられず、ずっと加温してしまうと自律神経に影響を及ぼしこれもまた問題です。

 

 

何故かよくわからないけれどよく風邪をひくとお感じになられてる人はどんな素材の寝具を使っているか一度、調べてみましょう。アクリルの毛布や敷パット、自然素材の羽毛ふとんだけど側生地がポリエステル、カバーはどんな素材でしょうか?いくら、自然素材の良い寝具で寝ててもパットやケット、カバーなどが足を引っ張っていることもあります。

 

 

『何故かよく風邪をひくんです…。』

 

 

とおっしゃられる方にモコモコのアクリルパジャマや〇ートテッ〇などの化繊の発熱系インナーを着て寝てる方がいらっしゃいます。これも理屈は同じです。発熱系インナーは確かに暖かいのですが影響も大きく『〇ートテッ〇症候群』という言葉もよく聞きます。有効に活用するにはそういった部分も踏まえて上手に着用しましょう。ただし…。睡眠時にはお勧めしません。そもそもモコモコのパジャマや発熱系インナーを着たくなるのは寝具が脆弱で温かくないからではないでしょうか?ちゃんと寝具を整えれば着たいと思わないと思います。

 

 

 

 

 

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寝具製作事例No.194『新しいふとんは暖かい』

2022年11月23日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例, 掛ふとん, 敷ふとん, 綿製品

 お仕立てする場合3:1くらいの割合で敷寝具を仕立てる事が多いのですが今回は敷ふとん・掛けふとんのセットの組ふとんです。

 

 

 

 

 

 綿ふとんって暖かいってご存じですか??冬、綿ふとんに寝ると冷たいと仰られる方がいますが本来はそうではありません。ヘタると空気を含めなくなるのと綿は吸湿性には優れますが放湿性がちょっと弱いのです。なのでふとんが干せず気温の低い冬はふとん乾燥機を使われると良いでしょう。冷たい煎餅ふとんに、湿気をたくさん含んだヘタった掛けふとんを使っていてもそれじゃ暖かくありません。

 

 

 

 今のところ、今年は例年になくまだ暖かいです。現時点で電気毛布を使うなんてのはやめましょう。と言いますか寒くなってきても使うことはおススメしません。身体の外部から加温することで体温調節機能が衰えますよ。本来、深部体温を下げ身体を休める時に加温すると身体が休まらず、自律神経も乱します。睡眠の邪魔をしてしまいます。自分の体温を逃がさず、睡眠時の発汗を吸収出来る自然素材の寝具を使いましょう!なのでアクリルの掛け毛布や敷パット…。化繊系のものは…。

 

 

 

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寝床の寒さを凌ぐコツ

2021年1月9日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 日々の話

今、日本は寒波に覆われています。
朝起きた時にはこの単語の道路はテカテカに
凍てついています。。。寒いですよね(><)

 

 

お客様の睡眠相談を受けておりますと
特にご高齢の方に多いのですが寒いからといって
掛けふとんや毛布を幾層にも重ねてるにも
関わらず、まだ寒い。そして重さのあまり
寝返りが打てず身体がだるい…。

 

 

掛けふとんを何枚も重ねてしまい
眠りを邪魔してる。そんなケースがあります。
掛けふとんを何枚も重ねても重ねるものにも
よりますが重ねれば重ねるほど暖かくなるわけでは
ありません。重くなり寝苦しくなります。

 

そんな場合、案外見落としているのが

 

 

『敷寝具です』

 

 

敷寝具が結構、脆弱なケースが多いのです。
綿ふとんに敷毛布一枚。アクリルのボアシーツは
一見暖かそうにみえます。寝床に入った時も
冷たさはありません。しかし…。汗を吸収しないので
寝床内に水分が残り夜が深まると気温が下がり
その水分によって身体が冷えます。

 

 

 

シッカリと吸湿してくれる素材かつ
保温力のある敷寝具へと整えてやれば
改善されます。背中には『風門』という
風邪の邪気が入り込んで風邪をひくと
言われるツボがあります。寒さを感じるのは
背中なのです。

 

 

 

そして、もう一つのポイント。
冬場はふとんが干せません。ふとんは湿気りがちになります。
先日、ご紹介したふとん乾燥機を使って極力湿気を除く事を
お勧めします。寝床に入ると冷え冷えしてることありますよね。
寝具が湿気ると冷たくなります。また、暖房を使っている部屋に
ふとんを干すのもお勧めです。乾燥していて温度が高いと
湿気が抜けます。朝起きた時に、掛けふとんをめくって
敷ふとんを空気に晒しておくのもしないよりは良いです。

 

 

綿ふとんをお使いの場合、新調すると凄く暖かくなりますよ。
ペタンコの煎餅ふとんとは全然違います。

 

 

 

 

暖かい寝具はいろいろとありますが
弊店にある寝具で言いますとムートンやダウンパットなどは
凄く暖かいです。

 

 

 

足を温めると体の深部体温が下がりやすくなり
眠りに入りやすくなります。足が冷たいままだと
なかなか寝付けませんよね。朝まで冷めない純銅製の
湯たんぽと足を締め付けないダウンソックス。
ダウンが足を温めてくれます。よく、靴下を履いて
眠る方がいらっしゃいますがゴムの締め付けにより
血流が悪くなり、汗がこもるので足が冷えます。
人によっては霜焼にもなります。

 

 

これさえあれば暖かい!というわけではなく
様々な寝具との組み合わせで快適に眠ることが
出来ますし、各々の寝室の環境にも左右されますので
ふとん屋さんに相談してみるのも良いかもしれません。

どうやら丹後はこの連休中はずっと寒いみたいですね(^^;
皆様もどうか身体を冷やさないようにご自愛ください。

 

 

 

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