カテゴリー「掛ふとん」の記事

寝具製作事例No.147『リフレッシュする?新しく買う?』

2021年1月28日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

羽毛ふとんを長年使い続けるとどうしても
元気が段々となくなり、膨らまない、羽毛が瘦せてきます。
その時にあからさまにダメな場合は自身で判断が
付くかもしれませんが羽毛ふとんをリフレッシュさせて
再生させるのか?それとも新しく買った方が良いのか?
判断に迷われるかと思います。

 

 

僕自身も見て触って判断しますが最終的には必ず
中身を開けて確認します。それが一番確実だからです。

 

 

今回、リフレッシュをお世話になったお客様も
お話を進める中で『新しく買いなおした方が安いしいいのでは?』と
お思いになられました。確かにリフレッシュをしても
回復が乏しく、回復させるには沢山の新毛を足さないと
いけない場合などは新しく買われることをお勧めします。

 

 

しかし、今回の場合20年近く使い、それなりにダメージを
受けていたものの比較的質の良いグースが入っていたので
回復は十分見込めると判断し、リフレッシュをさせて頂きました。

 

 

 

二つの羽毛ふとんは同じ側生地、同じキルト、同じ充填量です。
左はリフレッシュ、右はホワイトダック90%の新品です。長年、
使ったにも関わらず右の方がよく膨らんみ、押しても弾力が強く、
写真も起き上がった様な感じになっています。
価格もリフレッシュをした左側の方が安いです。元気もあります。

 

 

新品を買うのであれば品質を良いものをお勧めします。
それは10年後くらいにするリフレッシュの事も考えると
長く使えるという事です。その時に掛かる費用と同額で
新品のものを買ったとするとリフレッシュの方が状態が
良いというケースが非常に多いのです。

 

 

結論

 

 

品質の良いものを買えば丈夫で長持ち。
リフレッシュをしても良い状態に仕上がり
そこから、また長く使えます。

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
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人によって異なる寒さの体感

2021年1月12日 / えびすやにあるもの, 掛ふとん, 羽毛製品, 麻パット・ケット

お客様のお話を聞いていて感じるのが
人によって暖かさや寒さに対する体感の
差はかなり大きいんです。

 

体質にも差があります。これはなんとなく
『私は寒がり』『私は暑がり』とご自身で
感じておられると思います。実は見落としがち
なのが寝室環境と使っている寝具。

 

冬のお話をしますと
北側の寝室は寒いですよね。窓際も寒いです。
壁や床の断熱材も影響しますし、立地条件も
影響します。

 

 

寝具のお話をしますと使っている寝具が
凄く良いものなのにある寝具を組み合わせることで
その良さをそこない寒くなる…。そんな事があります。
例えば凄くいい羽毛ふとんをつかっているのに
なかにアクリル毛布にアクリルの敷パットで
サンドイッチしてしまうことで汗がこもり、寝汗が
酷く、その汗で身体を冷やしてしまっている。
十分暖かい寝具を使っているのに電気毛布を
使い過剰に暖かく、その加温で睡眠のリズムを
崩し、眠りの質を悪くしている…。そんなケースもあります。

 

 

ここんところ、寒波が日本を覆っています。
普段よりも寒く感じるかと思います。これも
寝具を見直す一つの目安になるかと思います。
余計な寝具が邪魔をしているのであればそれを
自然素材の保温性・吸湿発散性の良いものにし
保温力不足であるならば、羽毛ふとんの使用年数が
10年以上超え、羽毛ふとんの保温力が低下して
いるなら新調やリフレッシュを検討されると
よいかと思いますし、またケット類で保温力を
調整されるとよいかと思います。
(※敷も影響します。前回の記事は敷の話をしております)

 

 

 

えびすやでお勧めするのは
左から『ウールケット』ソフトな英国産ウールをニット地で
包みキルティングを掛けたケットです。よく肌に沿いフィットし
軽く保温力があります。お値段も手ごろです。

 

 

 

真ん中は超軽量のダウンケットです。ダウンは良質な
マザーダックダウンを使っています。価格の割に品質が良いので
定番にしています。夏もお使いいただけます。麻のカバーを
掛けると気持ちが良いですね。

 

 

 

手前はシルク毛布。シルク毛布の殆どがグラウンド部分が
ほぼポリエステル100%ですがこれはクリーニング時の縮みを
抑える為の最低限のポリエステル以外は綿とシルクを
使っています。密度もシッカリしていますが重くならない様
軽めに仕上げています。これはホントに暖かい!(><)

 

 

よく、せっかくいい寝具をお持ちなのに
使わずに押し入れに眠っていて、化繊系毛布類を
つかって寒くしてしまっている…。そんな事例も
ありますので一度、お手持ちの自然素材の寝具を
組み合わせて試してみるのも良いかと思います。

 

 

人間、困らないと腰を上げないんですよね(^^;
自分のことでもあるのですが。

 

 

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寝具製作事例No.148『オリジナル羽毛ふとんオーダー品』

2020年10月28日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

えびすやが得意なのはオーダー枕
敷寝具合わせなのですが羽毛ふとんも得意としています。
既製品もありますがほぼえびすやオリジナル規格で
作っているオーダー品を定番としています。

 

今年から定番に加えた
漢方用に飼育された手選別のマザーダックダウンが
物凄くパワーがあり、その割に価格的にリーズナブルなので
よくおススメさせて頂いています。

 

 

 

 

えびすや用に取り寄せて貰っている
超帳綿60ツイル(生地が軽くて強く、比較的滑らか)で
お作りし和晒二重ガーゼの掛けカバーをお作りしました。
和晒は伝統的な製法で一般的な洋晒に比べ
生地が強く、毛玉も出来にくいのが特徴です。

 

 

二重ガーゼが心地よく感じられる季節になってきましたね。
私、ガーゼ生地が大好きです!

 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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