カテゴリー「掛ふとん」の記事

寝具制作事例No.84『羽毛肌掛けふとんのリフレッシュ』

2018年11月4日 / えびすやにあるもの, お知らせ, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

 

一昨日、丹後圏に折込がされました地域コミュニティー紙
『ねこじゃらし』さんにお世話になり広告掲載をして頂いています。

 

 

えびすやの羽毛ふとんに対する考えを簡単にまとめて
おります。えびすやが絶対に守りたいルール。
側地は基本、綿100%です。(基本というのは
自然素材をベースにした素材であれば選択肢と
して考えられますので)ポリエステル生地の羽毛ふとんが
最近、増えてきてますがえびすやは扱いません。
羽毛の持つ吸湿発散の良さが損なわれるからです。
そして、縫製一つで保温力を高めたり損なったり
する大事な要素です。ここも大事にしたいですね。

 

 

さて

 

 

最近、徐々に寒くなってきましたが今年は
どうやら例年よりも寒くなるペースが緩やかなのでしょうか?
羽毛ふとんのリフレッシュのご依頼が続いております。
例年であればもう依頼は止まるのですが今年は
まだ続いています。

 

 

通常、ご依頼を受けるケースとして多いのは
本掛けの

 

◎シングルロングサイズ→シングルロングサイズ
◎ダブルロングサイズ→シングルログサイズ
◎ダブルロングサイズ→ダブルロングサイズ

 

 

この3パターンで殆どを占めます。
しかし、基本的にはどんなサイズでも
肌掛け、合い掛け、本掛け、どんな厚みでも
問題ありませんのでご相談ください。

 

今回のケースは

 

その1

 

羽毛肌掛けふとん(シングルロングサイズ)3枚を
羽毛本掛けふとん(シングルロングサイズ)1枚へ統合する
ご依頼でした。F社製のマザーグースクラスの羽毛
がとても良い状態でしたのでとてもよい本掛けふとんが
仕上がると判断させて頂きました。

 

その2

 

羽毛肌かけふとん(セミダブルロング)1枚を
羽毛合い掛けふとん(シングルロング)へ作り変える
ご依頼でした。K社製の状態の良い肌掛けふとん
でしたので洗浄・除塵を行っても量が残り、ある程度の
充填で合い掛け出来ると判断しました。
また、出来る限り軽くしてほしいとのご依頼も
ありましたので超軽量生地でマス目を多めに取り
フィット感を高め、より軽い合い掛けふとんへと
生まれ変わる予定になっています。

 

 

透けて下の文字が映ってますよね。
細い糸を使った出来る限り羽毛の良さを活かす
通気性の良い生地です。通気性が良いので
質の悪い羽毛には使えません。吹き出しやすく
なりますので

 

 

今回、お預かりした2件の羽毛ふとん共に
大粒でいい羽毛でしたのでこの生地を使い
軽くお仕立てします。

 

 

 

合い上がりが楽しみですね!(^^)

 

 

 

 

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寝具制作事例No.83『リーズナブルオリジナル羽毛ふとん』

2018年10月25日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

 

現在、原毛の相場がかなり上昇しています。
主にダックダウンが上昇しており、お手頃に
いい羽毛ふとんを買うというのは段々と難しく
なってきています。

 

 

 

 

 

かと言って闇雲に値段優先で羽毛ふとんの仕入れは
したくありません。品質がちゃんとしているものを
扱いたい訳です。一枚試しに…。それが案外よくて(^^)

 

 

えびすやの定番羽毛ふとんは本来、無地で
仕立てているのですが今回はスポットで柄物になります。
かと言ってゴワゴワの硬い生地ではなくサテン地です。
ポリエステル混の生地ではなく綿100%。マス目も
身体にフィットしやすい様に細かめにとっています。
ダウンもハンガリー産のマスコビー種ホワイトダックダウン90%。
価格から見れば結構いい出来ですね。一番よく分かるのは
お店に来て頂いて実際に羽毛ふとんを広げて
自分の目で確認してみるのが良いと思います。
羽毛ふとんに関するお話も詳しくお話もさせて頂きます。

 

 

 

安価な羽毛ふとんの特徴というか問題なのは…
側地がポリエステル、又はポリエステル混であること!
これが一番の問題でして

 

 

 

 

◎通気性に乏しく蒸れる
◎なので羽毛の吸湿発散の良さが活かされない

 

 

 

羽毛の良さが活かされている点は軽いという点だけです。
原毛価格が上昇してくると何処で価格を抑えるかと
いうと側生地を従来の『綿→ポリエステル・ポリエステル混』に
することで原毛の上昇分を抑え込む事が出来ます。また
生地が軽いので羽毛の量も少なめに充填しても膨らみが出ます。

 

 

 

えびすやの扱う羽毛ふとんは綿100%です。
ココは専門店として譲れないですね。ちなみに
この羽毛ふとんはギリギリ40,000円台に収める
予定しております。

 

 

 

 

 

 

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寝具制作事例No.82『大柄で重い人の為に』

2018年10月24日 / えびすやにあるもの, ケット・パット, 寝具制作事例, 掛ふとん, 綿製品

『うちの主人、重いだーな…。(丹後弁です)』

 

そんな方の為にお作りした敷ふとんです。

 

 

 

敷ふとんをお仕立てする時は通常インド綿を使用します。
が…一般的なインド綿だけではなくアッサム綿と言うかなり硬く
コシの強い綿も使いました。製綿所の人にお聞きすると
兎にも角にも硬くて綿を解すのが大変なんだとか

 

 

 

 

綿と言うのは圧縮されてこういう状態で製綿所へ
運ばれてきます。これをほぐして製綿機に掛けて
シート状の綿へとなります。その状態のものを
職人さんが仕立てておふとんへとなるわけです。

 

 

 

 

それと先日は手元に在庫が無かった
軽量のシルク毛布が入荷しました。これがまぁ
暖かいのです。そして軽い!今まで使った
シルク(真綿)の寝具の中でも一番よかったですね!
そもそも、丁寧過ぎるくらい丁寧に作られています。
シール織りの技術が良いのだと思いますが
毛羽部分がよりよく暖かい空気を含んでくれ
手を毛布で挟めば10秒くらいでほんのりと暖かく
なってきます。これはホントに具合の良い毛布です。

 

詳細は以前書いた記事をご覧ください。

 

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
定休日:ほぼ無休(不定休)
※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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