カテゴリー「掛ふとん」の記事

寝具製作事例No.142『お婆ちゃんからお孫さんへ』

2019年12月5日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 綿製品

ようやく冬らしいお天気になってきましたね。
今日は僅かではありますがあられが降りました。
タイヤ交換はお早めに!

 

 

さて、今回の製作事例は
お婆ちゃんが孫の保育園のお昼寝ふとんの側地が
破れているのが気になって仕立て直しのご依頼。

 

 

しかし…。
中綿をみて見るとポリエステルの比率がかなり高い。
その旨をお伝えするとご本人は綿の比率が高い
ふとんを作って貰っていたはずなのに…と
思いでいらしたので打ち直しではなく新綿で
綿100%でお作りさせて頂くことになりました。

 

 

 

今回のお昼寝ふとんはお客様のお持ちのカバーに
合わせるのでいつもとはサイズの異なるので
間違えない様に、簡単な図面を書いて確認を
してから裁断をします。

 

 

 

 

これが側生地の縫い上がり。
綿入れ作業を行い綿入れの口を閉じて
綴じ上げると…。

 

 

 

 

出来上がりです。
お使いのおふとんを預かった時に
ふとんがぷくぷくしてて凄く膨らんでいた
仰ってました。それはポリエステル綿の
比率が多いかったからでしょう。そして
落ち着くまでは嵩が出過ぎて
沿わなかったと思われます。

 

 

今回は綿100%。保温性もあり
肌沿いも良い適量でお仕立てしています。
側地も綺麗になりましたし、綿も新しく
快適に心地よく使って貰えるかと思います。

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

 

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寝具製作事例No.141『羽毛ふとんカスタマイズ』

2019年12月3日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

お客様のご希望により定番よりも若干
羽毛の量を増やしました。

 

 

 

よく誤解がある事なのですが
羽毛はたくさん入っていれば入っている程
暖かいのか?単純に暖かいとは言えません。

 

 

確かに羽毛肌掛けふとんよりも
羽毛掛けふとん方が羽毛も沢山入っている
わけですから暖かいのは暖かいのですが…

 

 

このまま、単純に画像の羽毛を50%増量したと
します。その場合、寒くなります。
意外と思われるかもしれませんが縫製の
仕方と羽毛の充填量はバランスが取れてないと
羽毛ふとんがパンパンになり、身体に
添わなくなります。すると隙間が出来て
冷気が入り込んでしまいます。だから、
単純に増やせばよい訳ではなく、増やすので
あればバランスを取る必要があります。

 

 

 

僕は羽毛ふとん単体よりも
底冷えのする1~2月には羽毛肌掛けやウール
シルクなどのケットを挟んで3~4月に
なればそれを外す。そんな使い方をすれば
一年を通して長く使えます。また、最近の
住宅は断熱性が良くなってきています。

 

 

 

えびすやのオリジナル羽毛ふとんは
むやみに羽毛を詰めるのではなく身体への
フィット感を重視し縫製やキルトなどに
工夫を加えて、肌へ馴染む様な造りをし
保温力を高めています。なので気持ち控え目の
充填量でお作りしています。

 

 

 

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寝具製作事例No.140『側生地はカバーを掛ければ同じ!は間違いです』

2019年11月24日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

側生地の重要性を改めて
感じた仕事をさせて頂きました。頭では羽毛ふとんは
多くの方が側地よりも中身の方に気が大事だと
お考えになられている方が多い様に感じます。

 

 

しかし、実際に様々な羽毛ふとんを触り比べて
みると感覚で側生地によって違うんだというのを
認識されて考えが変わる方多いんですよ。

ご自身の納得行くものが欲しい時には
実際に目で見て触ってみるのが一番ですね。

 

 

 

 

 

 

今回のケース
お預かりした羽毛ふとんは未使用品でした。
お客様は何故、使わなかったのか?
生地がゴワゴワと硬すぎるのです。
40/50ツイルでしたが当店が扱う40/50ツイル
より遥かに硬いものでした。とても
肌に馴染みにくそうな風合いでした。
中身の羽毛は高品質のものとまでは行きませんが
全く使っていない事もあり今回は
完全洗浄ではなく、スチーム処理で
回復させています。

 

 

側生地もお客様ご希望の80サテンにしました。
見事にふんわりと蘇りました。ソフトな風合いの
生地になりましたので肌への吸い付きが良くなり
またマス目も15マス→30マスへと倍に増やしました
ので羽毛の偏りがなくなりフィット感もでて
風合いが良くなりました。

 

 

側生地はカバーを掛ければ判らない同じ

 

 

 

と仰られる方が多いのですがこれは違います。
やはり硬い生地は肌に馴染まない。ゴワゴワしたり
シャカシャカと擦れる音がしたりします。
良い生地と言うのはスーッと肌に吸い付きます。
とてもフィット感があります。

たかが側地と思いがちですがそうではないのです。
今回のリフォームは余りにも見違えったので
改めて生地の重要性を認識させられました。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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