寝具製作事例No.140『側生地はカバーを掛ければ同じ!は間違いです』

2019年11月24日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品

側生地の重要性を改めて
感じた仕事をさせて頂きました。頭では羽毛ふとんは
多くの方が側地よりも中身の方に気が大事だと
お考えになられている方が多い様に感じます。

 

 

しかし、実際に様々な羽毛ふとんを触り比べて
みると感覚で側生地によって違うんだというのを
認識されて考えが変わる方多いんですよ。

ご自身の納得行くものが欲しい時には
実際に目で見て触ってみるのが一番ですね。

 

 

 

 

 

 

今回のケース
お預かりした羽毛ふとんは未使用品でした。
お客様は何故、使わなかったのか?
生地がゴワゴワと硬すぎるのです。
40/50ツイルでしたが当店が扱う40/50ツイル
より遥かに硬いものでした。とても
肌に馴染みにくそうな風合いでした。
中身の羽毛は高品質のものとまでは行きませんが
全く使っていない事もあり今回は
完全洗浄ではなく、スチーム処理で
回復させています。

 

 

側生地もお客様ご希望の80サテンにしました。
見事にふんわりと蘇りました。ソフトな風合いの
生地になりましたので肌への吸い付きが良くなり
またマス目も15マス→30マスへと倍に増やしました
ので羽毛の偏りがなくなりフィット感もでて
風合いが良くなりました。

 

 

側生地はカバーを掛ければ判らない同じ

 

 

 

と仰られる方が多いのですがこれは違います。
やはり硬い生地は肌に馴染まない。ゴワゴワしたり
シャカシャカと擦れる音がしたりします。
良い生地と言うのはスーッと肌に吸い付きます。
とてもフィット感があります。

たかが側地と思いがちですがそうではないのです。
今回のリフォームは余りにも見違えったので
改めて生地の重要性を認識させられました。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
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