技能士講習会へ行ってきました。
2020年1月23日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 日々の話, 綿製品
定期的に年数度、講習会へ参加しています。
腕利きの職人さんから教えて貰う技術は素晴らしい
ものがあります。
今回は原綿から製綿される過程です。
原綿は一番手前。プレスでガチガチに固めて
日本へと送られてきます。
原綿から綿を解し、種やガラ、などのゴミを
取り除いていくと白くふんわりとした綿の
状態へなります。この仕事は製綿といいます。
こんな機械によって最終的にはシート状の
綿になります。そこからがふとんを仕立てる
職人さんの仕事です。
今回の講習は凄く勉強になりました。
今まで同じ事を何度も指摘されてるのですが
多分、自分がそれを理解できるまでには
至ってなかったのでしょう。今回は頭に
シッカリと入る事がいくつもありました。
コツを掴めたので掛けふとんの綿の入れ方が
以前より少し上手くなったかと思います。(^^)
技能士になって4年。まだまだ道のりは長し!
このふとんは講習会の練習用に最後の残りの
生地で作ったものです。残り生地ですが
中綿は良質なメキシコ綿100%、3㎏入りです。
綿ふとんとしては軽めに作っています。
裏地もいい生地を使っています。通常価格
よりもお安くして販売しようと思っております。
ご興味ありましたらショーウィンドウ見て下さい。
これはふとん屋としての意見ですが
羽毛原料の価格が高騰してきているのにも
関わらずビックリするような安さで羽毛ふとんが
出回っています。『羽毛ふとん=軽くて暖かい』
これが一般的な羽毛ふとんへの認識だと
思いますがあんりにも安価なものは確かに
軽いですが暖かいのか?保温力があるのか?
また、安価な製品は側生地がほぼポリエステルを
使っていますので羽毛ふとんの良さである
湿気を吸収しそとへ放湿する機能を阻害してます。
羽毛の質も良いとは言えません。
そういう、羽毛ふとんを使うのであれば
僕は綿ふとんをおススメいたします。
保温力もあり、身体へも沿います。
ちゃんとした職人さんが手仕事でいい素材を
使って作ったものであっても安価な羽毛ふとんと
大して変わらない価格で買えます。
えびすやの得意な仕事
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