寝具製作事例No.95『ハンガリー産ホワイトグース羽毛ふとんと敷ふとんのお仕立て』
2019年2月2日 / えびすやにあるもの, 敷ふとん, 綿製品, 羽毛製品
昨日、寝具業界では一つの時代の流れを
表す出来事がありました。寝具業界大手
西川リビング・京都西川・西川産業が合併しました。
もともと、この三社は名前からも分かるように
元々一つの会社でした。近江の蚊帳から大きくなった
西川商店の東京店・大阪店・京都店が三つに
解れていたのが元に戻ったわけです。
ふとんの「西川」3社、約80年ぶりに統合のワケ
http://news.livedoor.com/article/detail/15746509/
これからの時代、小売店も卸売りもメーカーも
無駄な争いをするのではなくお互いに協調し
と共に発展し合って業界全体をよりよくしていく
事をもっと考える時代に入ったのかなと思う出来事です。
さて、
今年は暖冬とも言われていましたが流石に
2月にも入ればそれなりに寒く、寒波もやってきます。
昨日は関東でも積雪がありましたよね。

お作りさせて頂きました。綿100%の80サテンに
ポーランド産ホワイトグース93%のダウンを使用し
キルトはフィット感を高め、軽量化しベッドで扱いやすい
細かめのキルトでお仕立てしております。
ポーランドと言えばNo.1の羽毛の産地です。
国を挙げて管理をして産業として力を入れています。
ポーランド産が品質が良いと言われる所以ですね。
ポーランド産のホワイトグースはコウダ種と
言われる品種の鳥で長年品種改良を重ねてきた
ポーランド独自のグースです。そのダウンを
使用しています。品質が良いです。
そして、えびすやの扱う羽毛はIDFLという
国際的な羽毛機関にて品質検査をしたものです。
羽毛ふとんも長年使い、ヘタってくると
徐々に保温力が失われ2月の大寒の時期にもなると
寒さを感じる様になってきます。それはどんなに
高価な羽毛ふとんだったとしてもヘタってきたら
寒いです…。その時に羽毛リフレッシュをするかどうか
悩まれましたが羽毛の劣化が著しく、リフレッシュを
するよりも新調が良いと考えおススメさせて
頂いた羽毛ふとんです。
そして

綿の敷ふとんのお仕立てです。
綿の敷ふとんも劣化が進むと暖かくありません。
ペチャンコになると暖かい空気を含む事が
出来ません。新しいものは空気を含みますので
暖かく感じます。綿の敷ふとんは3~5年を目安に
新調、仕立て直し(仕立直しは寿命が短いです)を
されることをおススメします。
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