『謹賀新年』深田部神社
娘と一緒に今年最初の神社参拝へ行ってきました。
普段は手水に水が流れていないのでついついお清めを
するのを忘れておりました(><)
さて
地名は名を表すと言いますがここ深田部神社は
黒部小字深田なのだ。”泥深い田んぼ”という意味です。ここらは
湿地帯ということが伺えます。ここの奥の集落は『船木』
”船が来る”から来ているそうでこの辺りは深い入江でした。
そして黒部の”黒”は鉄を表していると思います。当時
の入江を挟んでの向かい側にある鳥取という集落には
5世紀から13世紀まで使用されたという巨大な製鉄コンビナート
遠所遺跡群鍛冶工房跡が見つかっています。そこからは
製鉄炉・鍛冶炉・炭窯・須恵器窯・竪穴式住居・掘立建物跡が
見つかり鉄原料から製品まで一貫生産体制だったことが解っています。
ここ弥栄町黒部には当時の丹後を伺い知る秘密がたくさん
ある場所なのだと思います。
本殿は立派です!今日は神職の方がいらしており娘が
『何か音がする!お父さん怪しい人がおる!』
なんて言っておりました(^^;神職の方とお会いする機会など
滅多にありませんので今思うと色々とお話を伺っておけば
よかったと後悔しております(><)
深田部神社は丹波道主命の丹後平定後に
五穀豊饒を祈願して豊宇気大神を祀り、創建したといいます。
近くには黒部銚子山古墳というかなり大きな古墳があり
そこが丹波道主命の埋葬地とも・・・。セットで見に行かれると
面白いかと思います。
御祭神:豊宇気大神 、八幡大神 、天照大神、 天児屋根命
京都府京丹後市弥栄町黒部411 延喜式内社 深田部神社
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