『日下部氏居住地跡』産霊七社神社
今日の丹後はお天気に恵まれました(^^)
ふらりととある歴史ある神社へ寄ってみました。
竹野神社の巫女は必ず市場村の日下部氏の血を引くものと決まって
いたそうですがその市場村にある産霊七社神社へ行ってきました。
名前で想像付くと思いますが産霊神社と七社神社が
明治期に合祀されています。
石段も長く趣があります。
雪囲いがまだあり、本殿や拝殿がちゃんと見えないのが少し残念(><)
拝殿で面白い彫りを見つけました。
獅子が親子で戯れています。初めて見る彫りでした。
そして、気になる石碑を発見!
なんと!この地は日下部氏の居住地だったのか??
日下部氏の系図には2つの系統があります。
①第9代天皇の第三皇子、日子坐王をルーツとする説
この石碑にある
②第36代孝徳天皇の孫、日下部表米(日下部宿禰)をルーツとする説
2つがあります。どちらが正しいのかは解りませんが
日下部表米以降の系図は殆ど一緒のようです。
どっちにしても丹後の歴史に日下部氏が大きく関わっていることには
間違いがないかと思います。日下部氏は丹後だけではなく但馬の
歴史にも大きく関わっており但馬の神社でも日子坐王が祀られ
日下部氏の匂いがします。
但馬国一宮、粟鹿神社の社家は日下部氏で日子坐王を
祀っていたりします。この産霊七社神社もこの石碑を見る限り
日下部氏が社家です。今でも社家として宮司をされてるのでしょうか?
丹後の神社で国常立命が祀られているのは珍しいですね。
御祭神:国常立命、天津彦根命、天穗日命、素盞嗚命、正哉吾勝勝速日天忍穗耳命
活津彦根命、熊野久須日命、稲田姫命
京都府京丹後市久美浜町市場向山 産霊七社神社
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ポカポカ天気になれば、五代目さんも神社への探索も足が進みますね、
また、緑がいつもと違った雰囲気に包まれますね!・・・
これから忙しくなりそうですね!
いげのやまさん
ヤブ蚊が出てくる時期までが勝負です(笑)