享保の改革の頃
2017年4月21日 / えびすやにあるもの, オススメ雑貨
江戸屋さんの馬毛の歯ブラシが入荷しました。
正確には記憶しておりませんが恐らく、
もうかれこれ、7~8年くらいのお付き合いになるかと思います。
馬毛のブラシは一般的なナイロンの歯ブラシとは
異なった趣があります。一番、よくわかるのは
毛先が広がりません。ずっと使っていても最後まで
広がることはありません。毛先は広がることなく
ブラシの毛が削れて行きます。
毛が削れるので歯のエナメル質を傷めません。
そして若干、使い込んできた方が馴染んできます。
お値段はふつうのナイロンの歯ブラシと比べると
高いですが耐久力が比にならないくらいありますので
結果、長持ちをしてこちらを使ってる方が
コストパフォーマンスに優れています。
タイトルの享保の改革の頃というのは
江戸屋さんが操業した時期です。徳川吉宗が
享保の改革に一生懸命な頃です。刷毛の専門店と
して長い歴史のある老舗なのです。
どこの伝統産業もそうなのかもしれませんが
職人さんの数が少なくなってきているそうです。
寝具業界もふとんを仕立てる職人さんが
少なくなってきています。昔から脈々と受け継がれて
きた事をなんとか、次の世代に残したい。職人さん達は
そんな事を思っているのではないでしょうか?
僕が技術を教えて下さっている職人さんも
そんな風に思いながら僕らの若手に教えてくれていると
思うと身が少し引き締まります。
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タグ: 馬毛の歯ブラシ