制作事例No.79『羽毛の毛羽が吹き出してしまう』
2018年10月7日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品
残念ながら写真の撮り忘れです(><)
長年使い続けると千切れた羽毛が側生地
からチョロチョロと出てきます。
ひょっとして側地が破れてるかも??
と思い隅々見ても何処にも破れが無い…。
そんな経験をされたことがある方も
いらっしゃるんじゃないでしょうか?
吹き出す犯人はこいつですね。
ファイバーダウンというダウンボールから
千切れた羽枝です。もうこの状態では
保温力がありません。これがどんどんと
増えてくると羽毛ふとんの保温力は低下し
ふっくら感も無くなってきます。
今回の事例は生地から目に見えて
吹き出していました。この状態になると
側地を変えない限り収まりません。
どんどんとファイバーが出てくるという事は
劣化も進行しています。
中を開封して診断してみますと
現段階であれば十分、回復すると判断し
羽毛リフレッシュをしました。
合い掛けふとん→本掛けふとんへの
変更ですので通常よりも足し羽毛を多めに
しております。新毛の割合が高い分仕上がりも
よくなっています。足し羽毛もダウンパワー420の
大粒なホワイトグースですので尚更ですね。
側地は80番手サテンココより上のランクに
ですと軽さ、滑らかさ、ソフト感、そういった
羽毛ふとんの良さが出てきますね。
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