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毛布は羽毛ふとんの中?上にのせる?

2015年11月5日 / 寝具のこと, 羽毛製品

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これはよくお客様に尋ねられるお話です。

 

『毛布は羽毛ふとんの中にいれるの?上にのせるの?』

 

よく一般的には羽毛ふとんを上に乗せると保温性が増すので
正しい組み合わせのように言われています。
乗せたほうが良いケースと乗せない方が良いケースがあり
僕は基本的には載せない方が良いと考えております。

 

羽毛ふとんの大きな利点は軽さです。折角の
軽い羽毛ふとんの上に毛布を乗せたとします。場合によっては綿の掛けふとん
よりも重くなってしまいます。本来、載せずに済むのであれば
載せない方が良いのではないでしょうか?また、上にのせるのであれば
特に毛布である必要もないような気がします。

 

では何故、上に乗せる方が良いのでしょうか?

 

『羽毛ふとんが身体にフィットしない場合』

 

こんな時、身体と羽毛ふとんの間には隙間ができています。
そこから冷気が入り込みます。すると寒いのです。
そんな場合毛布を上に乗せてやると重みによってその
隙間が塞がれます。それによって保温性を確保することが出来ます。

 

身体にフィットしない原因は羽毛の詰め過ぎであったりキルトの
問題など様々ですが、最初から身体にピタッとフィットするようなモノを
使えばわざわざ重くしなくても済むんじゃないかと思うのです。
なんたって、軽くて暖かいのが羽毛ふとんなのですから。

 

では毛布は何処に使ったら良いんでしょう?身体に沿いにくい
羽毛ふとんの場合は上に、そうでない場合は下に使った方が良いです。
ただし・・・。

 

『アクリル毛布は辞めましょう!』

 

アクリル毛布に羽毛ふとんを乗せると滑りやすい。
寝返り時に滑ってしまいます。そしてもう1点
アクリル毛布は吸湿性がありません。中に入れると羽毛の持つ
汗を吸湿発散し、寝床内の湿度を調整してくれる働きがそこで
遮断されてしまいます。そして、寝床内に汗が篭もり、蒸れます。
これが身体を冷やす原因になりかねません。

 

中に使うのは自然素材で出来た毛布。軽めで肌沿いの良い
ウールパシーマも良いですね。カシミア、シルクも良いでしょう。
アクリル毛布は静電気も起きますし、オススメしたくありませんが
あえて使うのであれば、膨らみ気味の羽毛ふとんの上に乗せるのが
いいんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

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店の前のボード

2015年1月14日 / 寝具のこと

心機一転。今年、初めて店頭のボードを買い替えました。
えびすやは十字の交差点の近くにあり、信号待ちの間
結構、読んでくれてるそうです。お客様がそう教えてくれます(^^)

お店からそっと信号待ちしてる
ドライバーさんの様子を伺ってると結構見てくれてます。
今回はお客さんによく聞かれることなのでよく
見てくれているのかもしれませんね。

中身がよく詰まった膨らみが大きい羽毛ふとんと言うのは
暖かそうに見えます。そういうふとんは見栄えが良いので
お客様にとっては好印象に映ります。

膨らみ過ぎは実は使い難いのです…。構造にもよりますが
身体にフィットしないから隙間も出来やすく、寝返りを
打つと滑りやすかったります。

なので上に毛布を乗せると重石となって身体にピタッと
フィットし隙間も埋まり温かみが増します。そういった意味で
上に乗せると良いんです。

しかし・・・重石をしなくても暖かいのなら無い方が
軽いので良いですよね。(^^;

アクリル毛布だったら上の方が良いと書いたのは
アクリル毛布は吸湿性が殆どありません。寝床内に
汗がこもり冷えます。羽毛は本来、吸湿性が良いのが
特徴ですがそれが活きてきません。そして、場合に
よっては毛布の目で上のふとんが滑りやすかったりします。

中には入れるのはシルク、カシミヤ、ウールなどの
自然素材であり保温性、吸湿性の高い動物性繊維の
毛布をオススメします。パシーマもGood!羽毛ふとん
1枚では不足していた保温力を高めてくれます。

最後の静電気のお話ですがアクリルは
寝返りで生地が摩擦を起こすと静電気が起きます。
最近、多いポリエステル(同じ石油系素材)生地の
羽毛ふとんなんかも静電気が起きます。毛布から
ホコリが出なくても集塵してしまいますので喘息
などの方には注意です。

先程の吸湿性の話ですが入眠時にはメカニズム上
必ず多くの汗をかきます。しかし、ポリエステルやアクリルの
繊維は殆ど吸湿しません。シーツやパジャマが
湿気を吸い込むことになり、寝汗などで湿気るとそれだけで
寒さを感じてしまいます。

こういったような理由からアクリル毛布は
えびすやではオススメしていないのです(^^;

 

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よいとこ取りの毛布

2014年9月17日 / えびすやにあるもの, ケット・パット

かれこれ、10年は経つかと思いますが
当店ではアクリル毛布は基本的に販売していません。

 

 

それは吸湿性が無いからです。毎晩、約コップ1杯(200cc)
の汗をかくと言われています。冬でもかきます。
アクリルですと汗を吸収しないので寝床内に汗が
こもります。アクリルの敷パットを併用していると
完全に湿気の逃げる場所がありませんね。寝床内の
湿度は飽和状態になり、パジャマは寝汗でベトついたり
室内の気温が下がると外気によって冷やされるので
寝床内は寒くなります。

 

 

触り心地や柔らかさは一見良さそうなのですが…
アクリル毛布や敷パットは辞めましょう!

 

 

となると毛布の素材となれば綿、ウール、シルク…
などの自然素材の毛布になるわけですがもう販売し始めて
7年程になる手軽で心地よい毛布があります。

中身は良質な英国産のウール100%。側地は柔らかい
綿100%のスムース。肌触りは物凄く柔らかくあたりも
good!中身はウールなので保温力もgood!そして、
結構、軽く重さをあまり感じません(^^)
綿の良い所とウールの良い所のハイブリッド毛布ですね(^^)
ウールなので気遣いは必要ですがご家庭でも洗えます。

 

 

掛ふとんの下に1枚挟めば保温力がグッと上がります。
仕事柄いろんな寝具を試しますがこれは使い心地いいですね!

 

 

今年のアクリルの毛布や敷パットから卒業して心地良い
自然素材に包まれて眠りましょう!

 

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
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