カテゴリー「丹波の神社」の記事

『偶然に見つけたパワースポット』兵主神社

2015年1月13日 / 丹波の神社, 神社・歴史

最近、遠出の時は意識して早く出発し
下道を走るようにしています。何故なら…

『高速道路には神社がないから』

下道を走っているといろんな神社が
おいで~おいで~してくるので時間が足りません(><)

そんな出会から、近くへ来るたびに参拝している
兵主神社。いやぁ~!参道も長くて本殿もいい!
こんな珍しい摂社もあります。

酪農神社なんてココ以外では見た事がありません。
社務所の前を過ぎ更に行くと珍しいものが!


杉玉があります。杉玉といえば酒蔵をイメージするのですが
何故、神社に酒蔵なのでしょうか?その疑問を宮司さんに
お尋ねすると祭神である少彦名神は薬の神と言われています。
与謝郡にある少彦名神が祀られる小虫神社に伝わる話からも
少彦名が薬に関わる所以が見えてきます。

昔の言葉に『酒は百薬の長』という言葉がありますが
少量の酒は薬になります。酒と薬の関係で杉玉が昔から
飾られているそうです。

参拝が終わると本殿の脇を通り、裏手へ向かいます。


神社の裏というのはとても大事な場所です。
神社の裏手には鎮守の杜的な神域であったり
小さな祠や摂社、末社があったりします。

神社は歴史に翻弄されながら過去に祭神を
変えている事があります。古い神社ほど
その回数も多いんじゃないでしょうか?

神社の裏の方にある小さなお社や祠には
元々、祀られていた神様や昔からこの地に
祀られていた神、一族の先祖が祀られている
事があります。

裏の森のなかに入って行くと!

これが兵主神社の御神体です!
兵主神社がこの地にやってくるずーっと昔から
自然崇拝といったような形で信仰され大切に
されてきたのでしょう!シャーマンが居てここで
祭祀が行われていたのかもしれません。

この磐座を見たくて僕はココへちょくちょく来ます(^^)

大国主神や少彦名神が祀られているので
出雲と何らかの縁があるのでは?と思っていたのですが
奈良の大神神社と縁が濃いそうです。また、近衛家との
繋がりも深く、近衛家からの献上品が多数あるそうです。

オススメの神社ですので是非どうぞ!場所は氷上高校を
目指すと隣にありますので解りやすいかと思います。

主祭神 大名持大神(大国主神)、少名持大神(少彦名神)、天香山大神、恵比須大神
兵庫県丹波市春日町黒井2967  式内社 兵主神社

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『見ごたえあり!三重塔』柏原八幡宮

2015年1月7日 / 丹波の神社, 神社・歴史

いつも気にはなってはいたのですが
八幡神社となると…。

『石段が長くて高いところにある』

ものぐさなものでついついそんな事を
思ってしまうのですが今日は意を決して!
参拝してきました。この神社のある丹波柏原藩は
織田信包の所領で織田家はこのちで命脈を保った
訳ですね。直ぐそばには織田信長が祭神なのだと
思いますが織田神社があります。


後で調べて気がついたのですが本殿前の狛犬は
ちょっと毛並みが異なりまして泉南の和泉砂岩を
使って作られた『浪速狛犬』という部類に入る
そうです。狛犬も色々とあります。丹後地方に
よく見られるのは出雲丹後という分類になり
丹後で採取された砂岩で作られてます。

後ろの三重塔は立派です!!兵庫県ではココと名草神社
あと一箇所あるくらいで珍しいそうです。

名草神社もそうでしたが三重塔が有るということは
神仏一体の名残ですね。

本殿も何処となく寺院の様な雰囲気が
漂っています。丹波を本拠とした江戸時代の
彫物師、中井権次が手がけた社殿だそうです。
この中井権次が手がけた社殿は丹後にも沢山あり
日吉神社(宮津)宇良神社(伊根)六神社(網野)
等まだまだ沢山あります。

神職の方にお伺いすると9年後に1000年祭を
控えているそうです。それまでには屋根の茅を
葺き替えることを考えていらっしゃるとか?
1000年祭に行ってみたいですね(^^)

御朱印もシッカリと書いていただきました。
御朱印を書いて頂くと神職の方とお話をする機会が
出来ますので色々と気になることを質問できる切欠になりますね(^^)

御祭神 誉田別命(応神天皇) 姫三柱之命(多紀理比賣命・多紀都比賣命・市杵島比賣命)、 息長足姫命(神功皇后)
兵庫県丹波市柏原町柏原3625  柏原八幡宮

 

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海人族の名残?『大原の産屋』

2014年7月31日 / 丹波の神社, 神社・歴史

先日、出張の行きしなに福知山市三和町にある大原神社へ
行ってきました。ココはちょくちょく参拝しますので置いておいて…

今回はじめて行ってきたのは神社の向かいに川合川という綺麗な
川があります。その川沿いに産屋があります。大原神社自体が
安産祈願の神社であり、行った日が土曜日ということもありお腹の
大きなお母さんがチラホラと参拝にいらしておりました。

川合川を渡り100m程の所に

これが産屋です。茅葺きのホント小さなものですが2畳
あるかないかくらいのスペースです。実際に明治の頃まで
ここ7日7晩篭ってで出産が行われておりました。

その後、自宅で出産が行われるようになり産後に3日3晩と
段々短くなり…。戦後にはその風習がなくなりました。

たそがれトンボ様にて詳しく大原の産屋の事が書かれて
いますのでご覧いただけたらと思います。

中は盛土がされています。

板張りの床ではなく土間の様になっているのは川砂や
海砂を敷いて(ココは川砂になりますね)その上に藁を
敷いていたそうです。この砂を産砂と言うそうです。
だから、生まれた土地のことを産土(うぶすな)生まれた
土地の神様の事を産土神というのでしょうね。

産屋は古事記でも登場しますね。
山幸彦と豊玉姫が結ばれ出産するシーンがあります。
豊玉姫が産気付き、急いで産屋を建てます。

その時に豊玉姫は絶対に見ないで!と釘を指しますが
昔話で『見ないで!』と言われると見てしまうのが
お決まりのパターン!(笑)

山幸彦が覗くと…豊玉姫はワニの姿になり出産を!

話を元に戻しますが豊玉姫の父というのは海神です。
海神は籠神社の祭神で社家、海部氏の氏神様です。
この風習は海人族の風習だったのだったのかなと思います。
丹波も丹後も元々は1つの国。丹後でも昔はこの様にして
出産が行われていたのかもしれませんね。

場所:京都府福知山市三和町大原(大原神社向かい)

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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