カテゴリー「丹後の古墳・史跡」の記事

丹後へ入る為の古き公道『普甲峠』

2014年9月3日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

今は京都縦貫道、KTR宮福線があるのでココ府道9号線を走る
車も少なくなった事かと思います。僕は元伊勢皇大神社などに
参る時くらいしか通ることがありません。

 

この府道の途中に『普甲峠』と言う大江町から宮津市に
抜ける旧道があるのをご存知でしょうか?

 

 

古代は豊鍬入姫命(トヨスキイリビメ)が天照大御神の
御神体を準じてこの地へやってきた時。

 

 

夫、藤原昌保と共に和泉式部が丹後へやって来た時。

 

 

宮津藩主の参勤交代の時。

 

 

みんな、この普甲峠を通ってきました。昔の丹後へ入国
する為の公道であったわけです。ひょっとしたら細川幽斎、
細川忠興、細川ガラシャ…細川家一族も通っていたかもしれません。

 

 

 

府道9号線沿いを走るときに注意していると
こんな感じの案内板が所々あることに気づきます。

 

 

宮津街道と言うのは今普甲峠と言われ、宮津藩主の
京極高広が改修し新しい道です。案内板を見ると
道沿いには色んな史跡が残っています。そして、
綺麗な石畳が残っている場所もあり、整備されてます。

 

 

一方それ以前からあった道は元普甲峠と言われています。
こちらも一部、石畳があるそうですがかなり荒廃しているそうです。
戦後間もない頃までは通ることが出来たそうですが…

 

ここはどちらなのでしょう?新道?旧道?

 

 

道はコンクリートっぽく、一部石畳が残っておりました。
残念ながら、僕が履いていたスニーカーでは滑って危ないので
探索を断念しました…。

 

 

新道、旧道含めて今度はジックリ探索をして道沿いの史跡を
見てみたいですね。

 

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今年も神聖なる稲穂がたわわに実り始めました。

2014年9月1日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

配達の帰りに月の輪田の様子を見てきました。

曇天だったのが残念ですがココへ来るととても
良い気分になれます。(^^)僕にとってのパワースポット
なのかもしれません。

ココは豊受大神が初めて稲作をしたと言われる場所です。
豊受大神と言えば伊勢の外宮に祀られている神様ですが
元々はこの丹後に鎮座されていた神様です。

雄略天皇の夢枕に天照大御神が現れ、

「自分一人では食事が安らかにできないので、
丹波国の比沼真奈井(ひぬまのまない)にいる
御饌の神、等由気大神(とようけのおおかみ)を
近くに呼び寄せなさい」

と御神託があったのです。その後、豊受大神は
この地から伊勢へ向かわれるのです。元々、豊受大神が
鎮座されていたと言われる比沼麻奈為神社は元伊勢と
言われているのです。

話は飛びましたが月の輪田で作られていた米は
たたりを恐れて領主も年貢を取らなかったそうです。
その、神聖なるお米が昨年、伊勢の外宮に奉納されました。
きっと今年も奉納されることでしょう。

天照大御神は今年の丹後の美味い新米を楽しみに
しているに違いありませんね(^^)

4色の稲穂がなびくこの光景とても美しいですね。

京都府京丹後市峰山町二箇二本松  月の輪田

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丹後に持ち込まれた最新式技術『中津橋』

2014年8月23日 / 丹後の古墳・史跡, 神社・歴史

昨日、今日と2時間程、仕事を抜けさせて貰って
弥栄町の味土野へ行ってきました。

地図の青いマークが付いてる当たりですね。
ここは丹後を治めていた細川忠興の妻、ガラシャ
(明智光秀の娘)が隠れていた女城がある場所です。
その事については次回にまた書きたいと思います。

今日はそこへ訪れる途中に見つけた古いもののお話です。
野間の中心部、野中に入る手前の集落に新中津橋という
新しい橋があります。その後手に『中津橋』と古い年季の
入った橋があります。

もう鉄筋部分はサビサビです。橋脚も細いですね。
今は3以上の車は通ることが出来ません。

この橋の名前は『中津橋』この橋が出来たのは
いつなのかはわかりませんが昭和20年代ではないか?と
聞きました。その当時、まだプロパンガスなどの
化石燃料が普及はしておらず炭がとても重宝されていた
時代でした。この辺りには沢山の炭焼き小屋が存在し、
良質な炭が出来るということでとても潤っていたそうです。

その当時、最新の技術を駆使した橋をここに掛けたのです。
丹後で一番最初に出来た鉄筋コンクリートの橋だそうだ。
恐らく、当時そのもではなく何度も手直しやメンテナンスが
されていることと思いますがサビサビになった部分からは
当時の面影が見え隠れしているようです。

新しいものが出来るのであれば丹後の中でも中心部の
峰山町あたりだと思うのですがそうではなく、豊かな
野間村(現京丹後市弥栄町野間)だったのですね。

当時の炭焼小屋から煙が立ち上ぼる風景を見てみたいですね。

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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