羽毛ふとんを開けてみる

2015年6月22日 / 寝具のこと

ご家庭で羽毛ふとんを開けることはまずないと思います。
中がどんなになってるのかって気になる事ありませんか?

いつもは中を開けて確認しますがこれはダウン率が50%と
低いということと触診で羽毛不リフレッシュはダメだと 判断したものです。

買った当時を忍ばせるサイズです。今のサイズに比べて
一回り小さく仕立ててあります。今の製品は大半がSL(150cmx210cm)
ですがSと表示されてます。丈が200cmと言うことです。

側地がポリエステル60%の混紡ですがこれは軽くなる
利点がある反面、静電気が起きやすく、吸湿性も悪くなります。

フェザーが目立ちます。羽毛ふとんの基準というのはダウン率が50%以上
羽毛ふとんとしてのギリギリの混率 です。見た目もっと低そうですが
長年の使用により、ダウンが壊れてしまっているのかもしれません。

ダウン率がこれだけ低い場合は多めに詰めないと嵩が出にくいので
重くなあり、ドテッとした感じなります。そして、フェザーは暖かい空気を
含めないので保温性は低くなります。

長年の使用により、羽毛の損傷が激しく、ファイバー(ダウンが千切れたもの)や
夾雑物(不純物)が目立ちます。?

ちなみにこれはハンガリー産のホワイトグース90%です。
全然、違いますよね(^^;この様なダウンボールは暖かい空気を
たくさん含むことができ、ふとんもふんわりと膨らみ軽いです。

一言で”羽毛ふとん”と言っても同じではないんです。

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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