感触がおかしい

2017年7月1日 / 寝具のこと

だんだんと気候もムシムシしだしましたね(^^;
朝が肌寒かった丹後でも流石に皆様
衣替えをされてます。その頃になると
傷んできたりへたってきた寝具を仕立て直し
されるお客様が増えてきます。

先日、仕立て直しのご相談を受けた
お客様の敷ふとんを見せて貰うと…。
感触が綿ではありません。ポリエステル比率の
高い混綿でもありません。素材には粘りが
あるような感触…。

開けてみると反毛綿です。お客様はビックリされてました。
紡績工場や縫製工場などで出た糸くずや
服や毛布などの繊維類を綿状にしたリサイクル綿です。

これは通常の綿わたを製綿する機械では
製綿できませんので新しく、お仕立てを
させて頂くことになりました。

反毛綿はリサイクル綿ですので寝具に使われる場合、
安価な製品に使われる事が多いようです。実は建築資材や
土木工事など様々なところでこの反毛綿は活躍している結構
身近なものなのです。

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