寝具製作事例No.126『ペタペタにヘタッたふとんで枕を合わせる』

2019年8月28日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 寝具調整事例, , 綿製品

オーダー枕のご相談を受けた時によくある
パターンの一つ。

 

 

話をよくよく聞いて行くと
ヘタッた綿の敷ふとん(10年以上使用)を
使っていて、身体が痛い、肩が痛い、筋が突っ張る…。
あらゆる身体の訴えが出てきている。

 

 

『枕だけでどうにか改善出来ませんか?』

 

 

これ非常に厳しいです。この場合、
身体の訴えの原因が枕にだけありますか?と
いう事です。枕にも原因がありますが敷ふとんの
原因の比重の方が遥かに高いです。

 

 

綿の敷ふとんがヘタってくると元々の
綿の量にもよりますが3㎝くらいに
なります。腰の部分はもっと薄く
なります。ヘタリ薄くなったふとんを
硬い畳の上に一枚敷きではクッション
性がなく痛いですよね。

 

 

これはテレビの影響だと思いますが
枕だけで眠りが改善する場合は枕に原因が
ある場合です。それ以外に原因があれば
そこを改善しないと眠りは改善しません!

 

 

 

 

さて、今回はイレギュラーなやり方で普段は
しませんが。今、お使いの綿ふとんに思い入れが
あるとの事で綿ふとんを仕立て直して再利用し
それから枕、マットレスを調整し合わせて行きます。

 

 

誤解の多い部分なのですが
仕立て直しは繊維を解して製綿をし直すので
繊維長が短くなります。短くなるとヘタリが
早くなります。という事は新品ではないと
いう事です。特にダメージを大きく受けている
綿だけで打ち直しても直ぐにヘタります。

 

それを新綿を補充する事で新品の状態には
戻せなくても出来るだけ回復させることは
出来ます。今回はインド綿をシッカリと
混ぜ込み打ち直していますのでモッチリと
シッカリとしています。価格はその分高く
なりますが長い目で見た場合その方が良いですね。

 

 

 

これに和ふとんに合わせやすいマットレスで
二枚敷をし枕を調整していきます。

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
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