制作事例No.23『復活!羽毛ふとん』
2017年7月26日 / えびすやにあるもの, 丹後の歴史, 寝具制作事例, 神社・歴史, 羽毛製品
丹後出身の方が丹後の神社の話の事でお二人訪ねて来られました。
丹後の神社の話相手が来てくれてとても楽しかったです。
郷土の歴史に興味が沸くのも生まれ育ったこの地が
好きだからこそなのかな?と思ったりします。ただ、
僕があまり詳しくないのが申し訳ないのですが(^^;
(ウィキペディアより)
今日、その方に教えて貰った事なのですが
丹後のお殿様だった京極高知の兄、京極高次の正室は
浅井初(常高院)と言って織田信長の妹、お市の娘だったんですね。
知りませんでした。勉強になりました。
さて、先日に目利きをさせて頂いた羽毛が
仕上がってきました!なかなか良い感じです。
軽量の100番サテンの生地を使っております。
元々の羽毛ふとんは1㎏ありましたが生地を軽量のものに
変えましたので充填量も少し控え目にしています。
軽くて、従来よりもフィット感が上がるように
マス目に一工夫加えています。
そして、新毛の充填量も減ってますので見積もりよりも
少しお安く仕上がりました。
同じ羽毛を使ったとして生地が軽いと重いとでは
中身の充填量を調整する必要があります。例えば重い側地に
パワーのない羽毛を入れると羽毛ふとんがペタンとなります。
軽い側地にパワーのある羽毛を入れすぎるとパンパンに
はってしまい。身体に沿わなくなってしまいます。生地と
縫製とどんな羽毛をどれだけ充填するかのバランスは重要です。
お預かりしたこの羽毛ふとんはピリングが
見られましたがいい感じに嵩が戻り良くなりました。
お預かりした時期もよいくらいの時期で
先延ばしにすればする程、劣化が進みます。
軽くて身体にフィットし暖かくお使い頂ける
羽毛ふとんに生まれまわる事が出来ました。(^^)
使いだして10年近く使いだし以前のように膨らみ
がなくなってきてるのが気になられたら
お気軽にご相談ください。診断させて頂きます。
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