寝具製作事例No.145『一粒一粒、手作業でダウンを選び抜く』
2020年9月11日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 掛ふとん, 羽毛製品
ふとんの話とは関係ないのですが…
僕が子供のころと言うのは全日本女子プロレスは
日本各地をくまなく回っておりました。
この京丹後市峰山町にまでもです!毎年。
実際に見に行くほどまで好きではないのですが
極悪同盟のブル中野さんのイメージが強烈に記憶に
残っています。紫に染めて、頭半分刈り上げて…。衝撃的でした。
最近知ったのですが引退後、ダイエットされて細身なられました。
あのいでたちでしたから解りませんでしたが実は綺麗な
方だったんですね!
さて、寝具の話です。
ここ数年、定番にしておりました
グースダウンが手に入らなくなり今夏より
定番品にと扱いだしましたダウンが凄く良いんです!
羽毛を摘まみ上げるとズルズルと連なります。
これをスティッキーダウンと言います。一見、
超大粒のグースダウンの様に見えますが
これはダックダウンです。といっても一般的な
ダックダウンではありません。
ダック(あひる)は通常食肉用として飼育されるのですが
これは漢方用に飼育されていますので飼育期間が
凄く長いんです。それだけダウンボールも大きくシッカリと
熟成したものとなります。
更に手選別をすることで良質なものを手作業で
選別することにより毛足の長いシッカリと熟成した
ダウンばかりになる事で羽毛同士が連なる
スティッキーダウンになります。このスティッキーさが
キルト内での羽毛同士の余計な摩擦や稼働が少なく
なるので傷みにくく長持ちしやすいのです。
下手なグースダウンよりも
遥に良いです!これは超おススメですね。価格も
リーズナブルですから!マザーダックに関しては
良いのが入荷した時にしか扱いませんので
えびすやではある時期とない時期があります。
国産の軽量80番手の平織の生地で肌掛ふとんを
作ってみました。軽いです!平織ですのでかさつきが
若干ありますが使えばこなれて気にならなくなります。
えびすやが長年定番品にしている綿100%の
60ツイル。同じ糸の太さのサテンよりも軽量で
耐久性が高いのが特徴。生地もサテンよりも薄い様に
見受けられます。生地も硬くありません。
パワーがあるのでシッカリと膨らみがあります。
定番品は60ツイル。より軽量な80平織での製作も可能ですので
ご相談ください。
いやぁ~この羽毛はホント良いですね!
ダックなのにとてもダックとは思えない出来です。
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