偽装は食品だけじゃないです
よくニュースなどで食品偽装の話題を耳にする事がありますが
偽装してるのは食品だけじゃないですね。様々なものがデータ改竄など
話題にあがります。恥ずかしながら僕達の業界もあるんです・・・。
羽毛
結構あります。酷いのになるとチラシを見ただけで怪しいのもあります(><)
一番わかり易いのは羽毛の産地といえばポーランドやハンガリーを想像
されると思います。でも生産量で見た場合圧倒的にアジア圏、中国、台湾が
多いんです。しかし、中国産の羽毛ふとんは少ないですよね。そこで乖離が
出てくる訳です。少し前のデータですが繊研Plus様のデータを見ると
解りやすいかと思います。
また、卵を産む親鳥であるマザーグースやマザーダックという表記も
よく見かけます。親鳥である為、生育期間が長く大きくシッカリと熟成した
のが特徴です。よく考えてみてください。そんな大事な親鳥の羽毛が
たくさん収穫出来るわけがありません。でも多いですよね(^^;
仕事柄、羽毛のリフレッシュ(仕立て替え)をするときに中を開ける時に
『???』
品質表示と中身がぜんぜん違う。また、お客様の買われた金額との乖離が大きい
中身が入っていたりする事があります。(^^;
よくあるのが例えばですがポーランド産の羽毛に質の悪い羽毛を混ぜ混んで
ブレンドしてしまったとしてもそれはポーランド産と表示されています。酷いのに
なるとポーランド産は僅かでしょう。こういうことが起こる背景には安いもの安いものを
追いかけ続けた結果では?その安さ故に何処かで帳尻を合わせてるだけじゃないのか??
こういう書き方をしてしまうと中国産が悪いかの様に感じますがそうでは
ありません。何処の産地であったとしても質の良い物は良いもの質の悪いものは
悪いものとして存在します。
これ、中国産ホワイトグース93%ですがとても質が良いですよ(^^)
産地よりも大事なのはどれだけシッカリと鳥を育成しているのか。
それらの鳥から採取した羽毛は品質が良いんです。その反対に
未成熟なものは小さいだけでなく羽毛が壊れやすくファイバーになりやすい。
自分自身の目で羽毛を確認すること。
羽毛の良し悪しを判断する目利き。
そして、信頼できるメーカーとお付き合いすること。
この3つはシッカリとやっていこうと思っております。
そして最後に
その羽毛の良さを生かし快適に眠れるために
えびすやはオリジナル羽毛ふとんを作ってるんです。(^^)
その分、考える事、悩むことが多く、普通に仕入れるよりも大変ですが
真面目にコツコツとやっていくしかないのです(^^;
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布団にも偽装あるんですか~・・って私たち素人には見分けも中を見る事も出来ませんからね、言われた事を信じるしかないですが、えびすやさんなら、絶対の信用がありますね、日々研究されている5代目さんだから・・・・!
いげのやまさん
僕が感じるのは安いもの安いものを要求するから何処かで帳尻を
合わさざる得ないだけだと思います。そう考えるとお値段以上ということは
無いかと思います・・・安きものには安い意味があるということでしょうか?