『丹波道主命の館跡』船岡神社
2015年10月30日 / 丹後の古墳・史跡, 丹後の神社, 神社・歴史
京丹後市立五箇小学校のすぐ横に神社があるのを
ご存知でしょうか?
雰囲気的にはあまり感じられないかもしれませんが
恐らく、結構古い神社じゃないかと思います。
教育委員会の案内板によれば”船岡”は”府の丘”から来ているようで
それは丹波国(丹後・丹波・但馬・若狭は元々一つの国)の大王で
あろうと言われた丹波道主命の屋敷跡から来てるのでしょう。
船岡神社とともに天満神社も祀られているのですが
石碑を見てみるとこの天満神社としてはかなり古いんじゃないかと
思われます。菅原道真公が没したのは903年、大宰府に流された
のが901年、その時、道真公の形見『梅花石』を祀ったのが始まり。
もう一つ面白いのがこの神社の神域は古墳の様です。
今は小学校が建っていますがここは下山横穴基群があり
須恵器杯、平瓶、土師器椀、甕、刀子、銑鏃のほか人骨などが
出土しています。舟岡周辺は良質の粘土が出て、須恵器が
焼かれた窯跡が数カ所あります。
御祭神:丹波道主命(船岡神社)菅原道真(天満神社)
京都府京丹後市峰山町五箇小字舟岡 船岡神社
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Tags: 丹波道主命