丹波国の中にある出雲『出雲大神宮』
この神社は京都の帰りにわざわざ寄りたくなる所。
時間が無くて寄れませんでしたがこの近くには
愛宕神社の元宮と言われる出雲大神宮とひけを
とらないくらいに神秘的なところもあります。
昔々、1300年昔は丹後国と丹後国は同じ国でした。
まだひとまとまりの丹波国だった頃、西は但馬、
東は若狭、南は丹波と大きな国だったんです。
JR嵯峨野線に丹波口という駅がありますがあの
辺りも丹波国だったのかもしれませんね。
一般的には出雲大社(杵築大社)より勧請されたと
なっていますが”出雲”と名乗っていたのはこちらの方が
古く、社伝には出雲大社が出雲大神宮より勧請されたと
されており”元出雲”とも呼ばれています。どちらが”元”
なのかは分かりませんが社名表は出雲大社の元宮司の手に
よって書かれたものだそうで関係は良好なのでしょうね。
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ただし社伝では逆に、出雲大社の方が当社より勧請を受けたとし、
「元出雲」の通称がある。社伝では、『丹波国風土記』逸文として
「元明天皇和銅年中、大国主命御一柱のみを島根の杵築の地に遷す」
の記述があるとする[2](ただし、社伝で主張するのみでその逸文も不詳)。出雲大神宮:Wikipediaより抜粋
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さて、一つ気になった発見は
ただの奉納された鳥居かと思ったのですが
『亀岡城 縁乃会』
亀岡城と言えば出口王仁三郎の大本教の聖地。
出雲大神宮の主祭神は大国主大神ですが後ろに
そびえる神体山の御蔭山は国之常立神(神話の根源神)
が祀られています。(元々の信仰の対象はこの山?)
大本教の御祭神は国之常立神です。ひょっとして
この鳥居を奉納されたのは大本教の信者さんかな?
なんて思ったりしました。何か深い縁があるのかも?
ココへ来ると本殿で参拝を済ませた後にまずはここ。そして
まるで天に登っていく白龍の様ですね。
この辺りには710年前後創建の古い神社が集中
している地域です。じっくり巡れば面白いと思います。
御祭神(主祭神)大国主命、三穂津姫命(大国主の后)
京都府亀岡市千歳町千歳出雲 丹波国一宮 出雲大神宮
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