寝具とカビのはなし②
以前、寝具とカビの話を記事として書きましたが
その続きです。
カビ研究の第一人者の浜田信夫先生のお話の中で
驚いたのは以前の記事にも書きましたが
カビの発生量は年々低下しているんです。
室内のカビは30年前に比べて10分の1以下です。
それは住環境の変化が大きく建物の高層化は
防湿や換気機能が向上しているからだそうです。
しかし、カビに関する相談件数は変わらないようです(笑)
以前に比べ、僕たちは過敏に反応をしているかもしれません。
ふとんに生える黒カビは生えたからと言って
直ぐに健康被害を及ぼす訳ではありません。健康を害そうと
思うと相当量を吸い込まないと行けないそうです。
テレビなどはセンセーショナルに扱いたがるそうです(^^;
ただ、アレルギーに関する話などはお聞きしていませんので
アレルギーのある方は注意が必要かもしれません。
まずは干すなどして乾燥させ死滅させましょう。
湿気がなくなるとカビは生きていけなくなります。
そして、浸食が進んでいる場合は放っておくわけにもいきません。
カビは浸食していきますのでふとんの側生地に
ダメージを与え、脆くなり破れやすくなります。
カビを生やさないポイント!
〇寝室は一階よりも二階で
〇寝室は北側を避ける
〇フローリングで直敷しない
〇すのこ・除湿マットの使用
〇押し入れには直ぐに仕舞わない
〇加湿器の使用は注意!
〇ふとん乾燥機を使う(使い方に注意)
丹後は特に冬場は湿度が高いので注意です。
この湿度の高さが絹織物の産地として発展した
大きな理由でもあります。
↑凄く解りやすく丹後の織物の事、気候の事が書かれておりますのでご参考までに
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