寝具製作事例No.206『赤ちゃんが寝てくれません』
2024年3月10日 / えびすやにあるもの, 寝具のこと, 寝具制作事例, 敷ふとん, 綿製品
『折角、ベビーふとんを準備したのに…』
赤ちゃんが寝てくれなくて、夜中に何度も目を覚ます…。そんなご相談を受ける事がよくあります。そんな場合、原因として考えられるのは
『素材がポリエステル100%』
一般的に販売されてるベビーふとんの中身はほぼポリエステル100%です。『オーガニックコットン』と表記がしてあっても中身はポリエステルというケースはよくあります。中身がポリエステルである事がなぜ問題なのか?
赤ちゃんって汗っかきですよね?それは赤ちゃんは身体は小さくとも汗腺の数は大人とほとんど変わりません。身体が小さい割に物凄く汗をかくんです。でもポリエステルは汗を吸湿しません。更におねしょうパッドを敷くと通気性さえなくなり赤ちゃんは蒸れ蒸れになります。これが不快な原因です。そしてもう一つ、赤ちゃんの寝具は相応にして硬過ぎます。これらが不快感を生み、何度も目を覚まし夜泣きをする原因になっています。
赤ちゃんの肌着って綿ですよね。ポリエステルの肌着を着せる事はまずないと思います。これはどうなるかが容易に想像が付きます。汗が吸収されてベトベトになるでしょう。それが敷ふとん・掛けふとんにサンドされて同じような状況を生み出します。大人も掛けポリエステル100%の掛ふとん・敷ふとんにくるまれ身体に対してあまりにも硬いマットレスの上に寝る事を想像してみてください。眠れなくて泣きたくなるかもしれません💦
以前、この様なご説明をさせて頂だき、お気の毒ではありますが弊店で綿の寝具に買い替えて頂いたお客様が数年後…。お子様が保育園に入園されるとの事でお昼寝ふとんを作らせて頂きました。ポリエステルのふとんから綿ふとんに変わったらすーっと寝てくれるようになったそうです。えびすや謹製赤ちゃんのおふとんは→こちら
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