店内に蚊帳を吊りました
2021年5月2日 / えびすやにあるもの, その他, 寝具のこと
昨年、店内のリフォームをしましたので
蚊帳が吊りやすくなりました。( ̄ー ̄)ニヤリ
昔ながらの蚊帳は青やグリーンですが
あれは染めてありますがこれは染め無しです。
僕らが子供の頃はまだ蚊帳がありました。
田んぼに囲まれた田舎家であれば
戸を開けて寝れば涼しい風が入ってきますので
今の様な熱帯夜ではありませんでした。
ただ、蚊は入ってきますよね。蚊帳の中に入り
蚊取り線香を焚いて眠るのが田舎の夏夜だったのでしょう。
きっとこんな感じだったんだと思います。
(昭和の子供たち・やよい町15番地様)
僕は体験したことありませんがご年配の方に
お話を聞くと蚊帳をつってねるのは結構楽しかった
んだそうです。今の時代、冷暖房効率の良い部屋で
エアコンを効かせて寝る。蚊帳を使う機会は一般的では
無くなりました。
蚊帳はそんなに売れるものではありませんが
それでもご注文は頂きます。山の中に古民家を
買われた方から、別荘にと買われる方が多いです。
エアコンを使うよりも縁側を開けて寝てる方が
全然、気持ち良いですから。
また、ちょっと違います。現在の蚊帳は
ラミー(麻100%)綿麻、片麻(麻とレーヨン)など
の素材で作ることが多いのですが店内に展示している
蚊帳は麻は麻なのですがヘンプ100%です。ヘンプとは
神社の注連縄や結界を張る麻紐、鈴縄などに使われる
神事と切っても切れない素材です。天照大神の事を
神宮大麻と言うくらいですから。神事になぜ使われるのか?
『魔除け』です。リラックス効果があるのでしょうか
ヒーリングサロンやエステなどでヘンプの蚊帳の中で
施術されるところがあります。
丹後ですと京丹後市大宮町の美容室
Sheek +(シークプラス)さんが蚊帳の中で
施術されているとお聞きしました。エステでしょうか?
子供がよく寝るそうです。
弊店でも蚊帳にご興味を持たれるお客様には
蚊帳の中に入りお話をさせて頂きますがなんか
落ち着いた気分になると仰る方が結構いらっしゃいます。
エアコンを使うと分かりやすいですが直接
風が当たらないので同じ温度でも柔らかく感じ
また、蚊帳(麻製)の中に入ると体感温度が
下がるそうです。
そしてこれも特徴の一つですが
生地の織り方がカラミ織といいまして
目がずれない様になっています。
通常は平織で目ズレ防止はでんぷんで
固めるのですが何かの拍子に引っ掛けると
やはり目がズレて穴が大きくなって
しまいますがそれが出来にくい作りになっています。
従来の様な眠りのスペースとして
また癒しとして、またまた、想像出来ない
凄い使い方なのか?蚊帳にご興味が御座いましたら
弊店へ遊びに来て、一度体感してみてください。
体感してみるのが一番だと思います。
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