寝具調整事例No53『ふとんのヘタリと体のダルさ』

2021年1月22日 / えびすやにあるもの, 寝具調整事例

ふとんの寿命というのは実に解りにくいものでして
家電製品の様にうんともすんとも言わなくなれば
とてもわかりやすいのですがふとんは側地が
破れててもカバーを掛けたり、使っていると
身体の調子が悪いと思えど無理をすればどうにか
なってしまいます。

 

 

今回の事例は身内です(^^;

 

 

最近、腰が痛くて上向き寝が出来ないと母が言うもので
ふとんを調べてみました。

 

 

えびすやオリジナルのマットレスです。
反発力、モチモチっと粘りが強く、身体を受け止める素材を
ベースにウールで3層にサンドイッチしています。

 

 

ちなみにえびすやはオリジナルを作るのが好きなので
果敢に作り、そして没アイテムも沢山作ります(笑)
そして、母は体系的に実験しやすいのでオリジナル寝具の

モルモットとなってもらっています。

 

 

さて、本題に

 

ヘタっている敷ふとんは三つ折りにすると
中心部の凹みがよくわかります。

 

 

 

 

 

かれこれ5年は使っているそうです。
見た感じヘタってるようには見えませんよね?
腰の部分も凹んでるようには見えません。

 

 

でも…。触ってみると腰の部分は他の部分に
比べて薄く、硬くなっています。これは
パット見ではヘタってるとは思えないので
当店へ来られたお客様と問診、試し寝をして
貰って敷寝具がへタリがあると解り、
ヘタってるかどうかを質問しても
『ヘタッていません』とお答えになるのは
パット見では判断がつかないからです。

 

 

しかし、実際にその寝具を拝見すると
腰の部分が薄く、硬くなっていることは
よくあります。

 

 

さらにこの下にウッドスプリングを使っている
のでその沈みも加わるので余計に沈みを感じて
たのでしょうね。

 

 

皆さんも腰が痛い、ダルイ、上向き寝がしにくいと
お感じになられたら敷寝具を疑ってみて下さい。よくある
ケースです。腰の部分を確認してみましょう。
身体に合わないふとんを使うことは身体・脳をシッカリと
休める睡眠の質が悪くなっているという事です。

 

 

また、マットレスなどの敷寝具のチョイスが間違っていて
身体に合わないことにより、ヘタリと似た状態に陥ってる
事もあります。またそのお話は後日!

 

 

 

えびすやの得意な仕事

 

羽毛ふとん・枕・綿ふとん、オリジナル寝具オーダー等の製作事例は⇒こちら
1人1人の身体に合わせ寝易くする寝具調整の事例は⇒こちら
ムートン職人が目利きをした価値あるお値打ちのムートンとメンテナンス⇒こちら

 

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ふとんのえびすや
京都府京丹後市峰山町呉服6
(京都銀行峰山支店前)
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※御来店前に連絡を頂けると幸いです
営業時間:AM9:00~PM7:00

 

 

Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
お越しの際には連絡を頂けると幸いです。

 

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