寝具製作事例No.152『レトロな生地で仕立て直し』

2021年3月6日 / えびすやにあるもの, 寝具制作事例, 綿製品

レトロ調の生地で和ふとんの仕立て直しです。

 

 

 

僕は職人になる前に綿はどういう入れ方をしてるのかを
他の職人さんの所へ見せてもらいに行ってました。

 

 

僕が一番最初に掛ふとんを作っているのを見学させて
貰ったところは生地の中に綿を入れる作業が
パタパタと綿を折りたたむような感じで10分くらいで終わり
こんなに早いんだ!と拍子抜けをしてしまいました。

 

 

やがて、ふとんの作り方を内閣総理大臣賞を貰った方に
習いだすと作り方が全然違うんですね。

 

 

ある程度、自分でつくれる様になっても
どんなに急いでも綿を入れるだけの作業で30分は掛かります。
その違いを一つ一つ教えてもらうとなるほど!と思いました。
簡単に言うと、いかに短時間にたくさんのふとんを
作るための作り方をしているかどうかです。時間を争う
数をこなす必要のある仕事内容ならばそういう作り方が
必要となります。もっと言うならば
あらかじめふといの形に
成形された綿をスポッと側地に被せる

機械での作りはもっと早くあっという間です。

 

 

これはどの作り方がダメとか良いというわけではありません。
機械で素早く仕上げるのと手仕事でも仕上げ方では
使い心地などに差があり、その差の分は価格に
反映されています。良いものをお求めになるのであれば
丁寧な作りをしたものの方が良いでしょう。

 

 

ちなみに僕は寝具製作技能士(国家資格)の方がする
スタンダードな基礎的な作り方をしております。
時間のかかるやり方です。それは僕が教えを
受けている方が『良いものを作るにはまずは基礎』と

いう考え方だからです。一つ一つの工程の意味を理解した
上で応用をしないとよい仕上がりにはならないからですね。
そして、一番大事なのは

 

 

『良い仕上がりになりますように』

 

 

と思いうながら仕事をすることかと思います(^^)

 

 

 

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Gamada Hidemasa

 

睡眠や寝具の事はプロの目線で、丹後の神社や
歴史の事はよく理解せず書き綴っております。
寝具製作技能士、上級睡眠健康指導士
羽毛診断士(ダウンプロフェッサー)等の
資格を持ってます。お気軽にご相談下さい。
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